DEGUSTAZIONE ~試飲会~

2008年10月の週末・・・・バルバレスコは賑やかです。

「BARBARESCO WEEK-END」と題し、毎週30ものバルバレスコ近辺のワイナリーのワインを試飲できるイベントが開催されています。

私が仕事の合間に訪れることができた、10月最後の日曜日。

全てのワインが2005年もの

その中でも私好みの美味しいワインは・・・。

      勉強MOCCAGATTA          Bric Balin

      勉強MARCHESI DI GRESY    Camp Gros

      勉強CERETTO              Bernardot

      勉強CECILIA MONTE        Serracapelli

      勉強CIGLIUTI               Serraboella

      勉強BOFFA CARLO         Vitalotti

      勉強CASTELLO DI NEIVE    Santo Stefano

      勉強FONTANA BIANCA       Sori Burdin 

TERROIR ~複合的地域性~

アルバからバルバレスコに向かう途中、辺り一面、葡萄畑に囲まれここ一帯が、イタリアワインきっての高級ワイン産地である事に気付かされます。これほど区画整備された葡萄畑は、バローロ、バルバレスコ以外、イタリアのどの地方に行っても見ることができないそう・・・・。


ピエモンテ州の気候は厳しく、降水量も多く、夏は暑く、冬は寒い乾燥した気候で葡萄の栽培に適しています。
バルバレスコ地区は、バルバレスコ、ネイベ、トレイゾの3つの村と500ヘクタールのネッビオーロの畑からなり
毎年250万本のワインを産出しています。


ピエモンテ州の南に位置するバルバレスコの葡萄畑は、海抜200~400Mの非常に勾配の急な丘で栽培されています。カルシウム成分の石灰岩質の土壌で、土に含まれているカルシウムの集中度合いと、砂の層が混ざり合い、この葡萄畑より上質のバルバレスコが出来上がります。もう少し南西に下った、バローロの土壌は石灰粘土質ですが、バローロに比べ、砂を多く含むバルバレスコの土壌は、葡萄の熟成をバローロより1年早めます。(法定熟成期間規定)
南、南東、南西のいづれかの方向に傾いた畑にしか葡萄を栽培しないそうです。


「TERROIR テロワール」、土壌、立地、気候、畑の管理、・・・その土地のあらゆる現象との密接な結びつきが、
イタリアきっての最高品質ワインを育てるのだとゆうことを、改めて感じました。

BARBARESCO

バルバレスコは人口638人、二つの分離集落地区から成り立つ、とてもひっそりとして落ち着いた雰囲気を漂わせています。ローマ帝国時代、ドイツから異民族(BARBARI=異民族)が定住したのがこの村で、名前の由来はそこから付いたそうです。右の塔はローマ帝国崩壊後以後、要塞として建設され、現在はバルバレスコのシンボルなっています。


塔の後ろ側に回ると、その高台からはタナロ川、耕作地帯が広がっています。


このタナロ川を挟み、写真左側がランゲ地区、右側はロエロ地区と称されており、奥の丘陵地帯は葡萄畑ではなく、この近辺特産の、TONDA GENTILEとゆうヘーゼルナッツの木が生い茂っています。
フランスで生まれたミシュラン星付きガイドイタリア版ではこのタナロ川一帯にあるレストランが次々と星を獲得し始め、瞬く間に美食家たちの注目の的となりました。


PRODOTTORI DEL BARBARESCOは、アルバ国立醸造学校の創立者でもある、ドミニオ・カヴァッツァが1894年に設立しましたが、ファシズムの影響を受けて閉鎖してしまいました。醸造家たちの情熱的な再興への思いが、1958年組合を復活させ、現在はこのイタリアでも評価の高いPRODOTTORI DEL BARBARESCOに引き継がれました。
バルバレスコのCRU(最良の畑)が200ヘクタールにたいし、この組合は100ヘクタールをも所有しています。

眺めのいい部屋

2008年9月から、12月まで、アルバはトリュフの時季で賑わいを見せます。
そんな時季の、バルバレスコ村の分離集落の一つ、トレ・ステッレにある、星付きレストランへ働きに行きました。
私がお世話になった部屋からの眺めは、見渡す限り葡萄畑、1967年、バルバレスコ最高のクリュにも認定された、RABAJA(ラバヤ)畑を眼下に・・・・・・・・。
写真では凝視しないと見えにくいですが、この部屋からバルバレスコの塔も、BRUNO ROCCA、MOCCA GATTA, CASINA LUISIN,CORTESE GIUSEPPE,MARCHESI DI GRASYなど、バルバレスコの有名ワイナリーも一望できます。


収穫間近のバルベーラ種。1799年モンフェッラート公国の時代が起源だといわれており、1800年代の文献には、「繁殖力のある、力強い植物、寒さにも強く、生産性も高い」と記されています。
葡萄の成熟が、ドルチェットより、2週間遅く、ネッビオーロよりも早いので、各ワイナリーは無理なく、このピエモンテの3代品種の、収穫、醸造できるそうです。


ある一人の醸造家

2月中旬・・・ある一人の情熱的な醸造家が、自社のワインのPRのため来日しました。
シチリア州メンフィに本拠地を置く、「シチリアワインの地位を高めた、最大の功労者」としてその躍進ぶりが注目されているワイナリーです。土着品種、そして国際品種の向上、シチリアDOCワインの復活の研究に余念が無く、イタリア国内のワインガイドから、数々の賞を受賞しています。


アレッシオ・プラネータ氏 PLANETA経営・醸造責任者( 右)
 ジュゼッペ・ガラッシーノ氏 FISAR日本支部 代表   (左) 


CHARDONNAY  シャルドネ種100% プラネータ社を代表する白ワイン、8月中旬から下旬にかけて収穫されるシャルドネから造られ、ヴィーニ・ディ・イタリア、ドゥエミラヴィーニ、それぞれのワインガイド本で優秀ワイナリー、最高賞を受賞しています。熟成にはフレンチオークのバリックにて施され、ミネラル感豊富な味わいの中に、デリケートかつ芳醇なアロマを持ち合わせた、素晴らしい白ワインです。
アレッシオ氏直筆のサインも頂きました。

サンタ・チェチリア                      

サンタ・チェチリアは、シチリアの土着品種ネロ・ダーヴォラを100%用い、ノートの葡萄畑で収穫、生産された逸品です。3分の1は、アリエ産オークのバリックで熟成、残りは古樽12か月熟成され、ハーブ、熟したプラム、アプリコットの香り、タンニンもしかっりした味ワインの赤ワインです。これにも、直筆のサインを。

メルロー

メルローは、アリエ産オークのバリックで12か月熟成され、肉の煮込み料理に合い、タンニンの余韻も長く続く、しっかりしたフルボディーの赤ワインです。


ロッソ・ディ・シチリアは、ピノ・ネーロ100%使用のブラックペッパーや、バニラ香も持ち合わせ、しなやかなタンニンの中に、味わいの複雑さを感じることができる、バランスの良い赤ワインです。
ラベルもコンクールの中より選考された、日本人書道家吉川氏によって手がけられ、個人的には、このワインの味と実にあっている、是非おすすめのワインです。
このワイン自体、ワインガイドでの受賞はしていませんがプラネータファン愛好家として、さらなる飛躍することに期待しています。


モスカート・ディ・ノートは、石灰石と、凝灰岩からなるノートの土壌で、造られる絶妙な色合いを見せる琥珀色の、パッシートワインです。8月下旬に収穫したブドウを40日間乾燥後、最初の15日間は15度で発酵、その後は20度で、計120日におよぶ発酵を施される甘口ワインです。
柑橘系のデザート又は、焼き菓子などに最適で、おすすめのワインです。

ORGANIC STYLE

昨日から幕張メッセで開催されている、アジア地域最大の食品・飲料見本市FOODEX JAPANに行ってきました。
その中にある国際会議場で、イタリア貿易振興会主催による音譜オーガニック製品音譜についての講演会の招待状を頂いていたので、その講演も聞きにメモ   
                                          
イタリア(海子作イタリア貿易振興会事務所長イタリア(海子作  Federico Balmas(フェデリーコ バルマス)氏を中心に、イタリアから、ガランツィアビオ協会、有機生産物管理協会の方々、日本側からは、オーガニック&ナチュラルフーズ協会が参加。

ベルイタリアはオーガニック製品の重要な生産国でもあり、そのクオリティーの高さはヨーロッパでも断トツトップアップで、イタリア国内にとどまらず、世界的に広い消費者を持つ製品の一つですベル

確かにイタリアの街を歩いていると、オーガニック食品を取り扱っている店や、薬局をよく見かけます目
私の旦那さまも含め、私の周りのイタリア人、全体的に見ても日本人より自分の口に入れる食品の成分について、実に敏感なような気がしますナイフ&フォーク
私も料理の仕事に関わってきて、食品を選ぶとゆうことはすごく大切な事だと実感しているし、イタリアのメルカートやスーパーで、目で見て触って確かめて自分の欲しい物だけ購入するとゆうスタイルに慣れてしまっているので、日本に帰ってきて、野菜も肉も魚もパック詰めされているのは消費者側として、何か物足りなさを感じてしまうシラーむっ

それはさておき目、ヨーロッパ、特にイタリアでのオーガニック製品の需要はまだ増加傾向グッド(上向き矢印)にあり、今年の1月にEUで規制法も変わったばかりで、それに加え、水栽培や有機ワインとしての醸造学といった分野も導入されたみたいです合格
イタリア各地で、協同組合や協会によるオーガニック製品の見本市や、オーガニックの蜂蜜、オリーブオイルの国際コンテストも開催されたり、学校給食でのオーガニック製品利用の義務付けなどが定められたそうです。

ワイン有機ワインについてワイン、私はまだ半信半疑眼 目で、醸造者によって方法もさまざまだと思いますが、ワインを造る一般的な行為として、醸造段階で酸化防止剤(亜硫酸塩)を添加することは、伝統的な手法でもあるし、ワインは酸化に弱いので酸化防止剤を加えることにより、腐敗を防ぎ、長期保存ができると思うんです・・・。
白ワインは熟成させるより、瓶詰めされてあまり月日がたってないフレッシュでフルーティなものを好むけど、赤ワインを飲む場合、美味しい熟成されたワインに出会えることは、とてもうれしいWハートニコニコWハート

ワインは長い時間熟成され品質が向上していくとゆうデリケートさが、私がワインに惹かれる魅力でもあるので・・・サチハートハートハートハート
イタリアの有機ワインを一概に批判するつもりもなく、いろんな試飲会で有機ワインを味見させてもらい、できの良いものもあれば、いまいち味が抜けているのもあったり・・・・ガーンあせる
各醸造家、試行錯誤し、自然に逆らわず造っているとゆう意気込みはすごく伝わってくるからそういった彼らからの話を聞くのが私はすごく好きですビックリマーク

日本においてイタリア産の農産物、食品(オーガニック製も含め)
トマト缶83.3%、パスタ69.1%、生ハム67.6%、オリーブオイル56%と、大変多く、ワインワインの輸入量は、フランスについで2位。チーズチーズは、オーストラリア、ニュージーランド、フランスに次いで、4位とゆう順になっているそうです。

イタリアの製品のみ、現地でJAS規格の認証マークを貼り付けて出荷することができるので、日本の消費者の手元まで届く時間のロス短縮といったことなどが、さらに品質の安全性を与えているのだとも話してくださいました。

残念なことは日本で作られているオーガニック製品はEU圏や欧米での規定を突破しておらず、認証されていないとゆうこと・・・・しょぼん汗
イタリアで栽培されている有機食品の農地面積は、120万ヘクタールに比べ、日本は正確な統計をとっていなくて、1万ヘクタール以下であろうとゆうこと目
消費者10%のイタリアに対し、日本人は、0,5%以上1%未満らしく、この差は歴然としていますよねぇたらーっ(汗)

自然を尊重し、環境を守るということ、そうゆう場所で住めるとゆうことは自分の体も心もメンテナンスできると思います。
今は、又そうゆう場所で生活できるとゆうこと・・・瞑想にふけている今日このごろですラブラブ!

今回初めて行ったFOODEX。1日では全部見切れないけど、国内国外の珍しいもの、日本全国の地酒など・・・興味をそそられるものが沢山でした

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