
PASTAはイタリア人の主食です。
PASTAとゆう語源は、ラテン語の「PASTUS」とゆうPASTO(食事)に由来します。
日本人が毎日「白飯を食べたい」と思うように、多くのイタリア人は、「パスタを毎日食べないと物足りない」と思っているにちがいありません。
現に80歳になる義父も一日に一食ないし2食はパスタ料理を食べないと満足しないといいます。
北イタリアに住んでいた期間も長かったせいか、私は断然、乾燥パスタ(スパゲッティやペンネ)より、パスタフレスカ(生パスタ)が好きです。
そして私の本職は料理人です。
今までずっとイタリア料理を作ってきました。
数ある仕込みの中で、ソースを仕込んだり、魚や肉を捌いたり、ドルチェを仕込んだりする以上に、手打ちパスタやニョッキを作るのが大好きなのです。
様々なバリエーションがあり、土地の恵みを受けた素材を生かして作られる地方色豊かなパスタ料理は、いくら作っても作っても、飽きる事が全くなく、どんどんその奥深さに惹きこまれていくのです。
上の写真は、私が作った「タヤリン」。
この「タヤリン」はピエモンテ州ならではの、卵の黄身をたっぷり練り込んで作る生パスタです。
かつて製造途中のワインを濾過する時、卵の白身は必要不可欠なものであり、その余った黄身をパスタに混ぜ合わせて作らたのが、このタヤリンの起源ともいわれています。
またこのように、さまざまなパスタが思いっきり作れる日がくるのが楽しみです
日本にも多くのシェフ逹がイタリアへ渡り、本場の味、各地方の伝統パスタを身につけて帰ってきています。
昔に比べ、多くのレストランのメニューに手打ちパスタの名前を見かけるようになりました。
皆さんも是非自分の好みの手打ちパスタを見つけてはいかがですか
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