カッフェ アル ビチェリン

肌寒い季節になりましたが、そんな時は温かくて美味しいコーヒーが飲みたくなるものです。
トリノに行ったら必ず飲む、定番の飲み物。
それがこの「ビチェリン」。


ほろ苦いエスプレッソコーヒーに、ホットチョコレートを加え、最後にカップチーノに使用されるふわふわのミルクの泡を注いだ 「ビチェリン」は混ぜずに飲むのが基本。

エスプレッソとチョコレートがいい具合に調和しています。

さてこのビチェリン、BICCHIERE(ビッキエーレ=コップ)とゆうピエモンテ方言で昔からこうゆうスタイルで愛飲されていたのだとか。
ビチェリンとゆうこの可愛らしい響きが私は好き。

(余談ですが・・・リグーリア方言で、「チャニン チャニン」 とゆう言葉を良く耳にしますが、これはイタリア語でPIANO PIANO即ち、ゆっくりゆっくりという意味ですが、この響きもとっても聞き心地が良く私の好きな方言の1つでもあります)


1973年創業の由緒ある「元祖ビチェリンのお店」とし、「ヨーロッパのカフェ文化に貢献したお店」とし讃えられました。今でもその雰囲気、哀愁漂っていますよね~。

ホットチョコレートは固形チョコが登場する以前、16世紀より飲まれていて、当時はチョコレートとは、食べるものではなく、飲むものだったというのも、チョコ歴史上面白いですよね。



トリノの中心街・・・何故かしら冬に訪れたくなる街の1つです。
そしてこうゆう風に懐古的にシャッターを思わずきってしまいたくなります。



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