11月11日に開催された、レストラン「7ベッロ」さんとのイベント、今回はピエモンテ料理と、ピエモンテワインについて語ると題し、ただ説明を聞くだけではなく、其々の疑問に感じる事等を解きながら、3時間ほど掛けてゆっくりと食事をしながらのピエモンテ料理とワインの勉強会。大盛況に終わりました。
仕事をしに行ったのだけれど・・・・賄い
も楽しみにしていたのです
前々からリクエストをしていたお料理。それが、このBATSOA(バッォア)。
ピエモンテ地方で食される、アスティー近郊の郷土料理、豚足を柔らかく似て作ったフリット。
コラーゲンたっぷりの豚足さっぱりとした玉葱のソテーが絶妙に合います。
さすがピエモンテ料理を知り尽くしてるシェフが作るだけあり、 ホントに美味でした。
営業前なのに、私のリクエストに応えてくれてありがとう・・・・

これも、賄いで出してくれた逸品。
PANISSA(パニッサ)。イタリアきってのお米の産地、ピエモンテ州のヴェルチェッリ地方では、サラミとうずら豆の入ったリゾットのことを、こう呼びます。

どちらのお料理も、フルーティーで酸味の軽やかな BARBERA D’ASTIで口の中もさっぱりしました。

お店の入り口には、ピエモンテ特集に因み、現地から持ち帰った本がづらり。

ピエモンテ風前菜の盛り合わせ(ロシア風サラダ、ボーリットミストのテリーヌ、豚フィレ肉のツナソースがけ、牛肉のタルタル)には、フローラルとミネラルの豊かな香り、ほのかな苦みを感じるのが特徴の、「エルバルーチェ」をあわせました。
このエルバルーチェとゆう品種、、ピエモンテ州の土着品種で、1600年代初頭にはその繊細な香り,薄い苦みのある辛口ワインとし、すでに名を馳せていたのだそう。
今日では、半乾燥させた葡萄で造られる甘口ワイン DOC CALUSO も人気があります。

(左より)BAGNA CAUDA~季節の野菜とバーニャカウダ~
BARBERA D’ASTI CASTEL DEL POGGIO
PANISSA VERCELLESE~サラミと野菜うずら豆のリゾット ヴェルチェッリ風~
ROERO ROSSO ”VAL MAGGIORE” CASCINA CHICCO
GUANCIA DI VITELLO AL NEBBIOLO~牛ほほ肉のネッビオーロ煮~
GATTINATA TRAVAGLINI

毎回毎回いろんな要望に応えて下さる、7ベッロのオーナーちえみさん。
一人で15年もこのお店を守ってきた、努力と根性に脱帽します。

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