
23日は勤労感謝の日とゆうことで、在日イタリア商工会議所とCOLDIRETTI主催のもと、カンパニア州サレルノ地方の食材の試食会に招待され、カレッタ汐留にあるレストラン「BICE」
に行ってきました。
COLDIRETTI(コルディレッティ)とは、イタリア国内及び欧州地域レベルで、農業を経済資源、人的資源、そして環境という面で見直し評価を行う、企業約150万社が加盟する団体です。
インプレーザ(農業関連企業の競争力を成長させる活動)
カンパーニャアミーカ(グローバル化という現代において、生産者と消費者間の交流を促進させる取組み)
上記を主な目的とし活動しています。
さてカンパニア州はティレニア海の温暖な気候と、日本でも最近話題のアマルフィ海岸など風光明媚な海岸線が在り、その中でも今回紹介されたサレルノ地方は、現在でも農業が経済の大半を占めており、穀物、野菜、ワイン、オリーブオイル、さらに牛や、水牛、羊の畜産も盛んで、素晴らしい乳製品も生産している、まさに食の宝庫なのです。
ワインの法的規制のように、厳密な審査を突破した品質認定表示されたものが多数存在します。
DOP(Denominazione di Origine Protetta保護指定原産地表示)は7つ。
IGP(Indicazione Geografica Protetta保護指定地域表示)は5つ。
この表示があるおかげで、高品質を求める消費者にとっても効果的な保証であり、生産者にとっても類似品などの不正な商取引等を防ぐ有効な証明になっているそうです
現に私の周りにいるイタリア人たちも、食品にはかなり敏感で、日本の食材を購入する際、
「香料が入っている」とかなり嘆いています

サレルノ地方は、3種類のエキストラ・ヴァージン・オリーブオイルがDOP食品に認定されており、
土着品種も多く、多種多様なワインを生産するカンパーニャのワイン。
チレント
カステル・サン・ロレンツォ
コスタ・ディ・アマルフィ
サレルノを支えるDOCワインとなっています。

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