ヴィーニタリー JAPAN2009


25日に開催されたワインヴィーニタリー・ジャパンワインに行ってきました。
日本で行われるのは今年で4回目になります。

会場で、ジャーナリスト、インポーターさん、レストラン業の方々に遭遇し、このイベントが日本でもワインマーケットの重要な地位を占めているのだと改めて思いました。

本部のヴェローナでもそうですが、このイベントは顔合わせや、視察がメインなので、遭遇するたび挨拶を交わし、ワイン市場のお話をされるので、試飲どころではなくなってしまいます。

今回のイベントの中でも外せないワイナリー。
それはトレンティーノ・アルト・アディジェ州のアルト・アディジェ地方ドロミテに囲まれた素晴らしい景観の中に佇むワイナリー、ALOIS LAGEDER(アロイス・ラゲーデル)。
 
彼らは、毎年ヴェローナで開催されるヴィーニタリ―には出展せず、同時期に彼らのワイナリーで試飲会を行います。
以前からラゲーデルのワインが大好きで、2005年にこのイベントに招待されアンティパストから、デザートまでのフルコースが用意され、それらに合うラゲーデルのワインを提供してくれ、さらにラゲーデルのファンになったのです。

今回東京で開催されたヴィーニタリ―では、CHARDONNAY、PINO GRIGIO,
GEWURZTRAMINER,MOSCATO GIALLO,’LOWENGANG’CHARDONNAY,
PINOT NOIR。

特に、’LOWENGANG’シャルドネは、11か月バリック熟成されたもので、極上のバニラ香を醸し出している逸品ですハート

ラゲーデル氏曰く「極上のワイン造りのためこの地方の気候風土を最大限に活かそうと入念な配慮を怠らず、気候風土に秘められた力を品質に生かしたい」とのこと。

イタリアで彼らが造る、モスカートローザをよく愛飲していました。

来年又彼らのワイナリーを再訪してみたいものです。


そして今回初めて飲みました。
シチリア DUCA DI CASTELMONTE社で造られた、プロセッコ音譜

シチリアでプロセッコ目と驚きましたが、北イタリアのプロセッコに比べると、クリーミーな飲み口、フルーティーでほんのり甘みが感じられる飲みやすいものでした。(下の写真右 prosecco Vigna del Duca)

そして同じワイナリーで造られている、これまた珍しい辛口タイプのジビッボ。
塩の産地として有名なトラパ二地区で収穫されたジビッボ種をステンレスタンクで4カ月熟成させたもの。
若い白ワインらしい、柑橘やジャスミンのさわやかな香りがあり、すっきりした飲みやすいタイプのワインでしたが、私は、ジビッボは甘口として造られるパッシートワインの方がジビッボ種の特徴が活かされて好きかなぁと思いました。(下の写真左 Gibele)

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