サルデーニャ島は、シチリア島に次ぐ地中海第二の規模を誇り、多くの異民族に支配されていたので、イタリア本土とは異なる独自の言語や食文化が根付いている州。
特にスペイン占領下が長かったため、葡萄やオリーブもスペイン原産の品種が栽培されているのも此処サルデーニャならでは・・・。
島北東部、
コスタ・ズメラルダ
と呼ばれるエメラルド海岸を求め、ヨーロッパや世界の富豪が贅沢な限りのバカンスを謳歌する楽園もあります。
白く輝く砂浜と心地よい潮風、其々が優雅な時を満喫する・・・それだけで人々は日頃の慌ただしさを忘れて
な~んて言いたいところですが・・・・・。
今回はインポーターさんとの視察の旅
南部にある州都カリアリから~オリスターノ~ヌオーロ~アルゲーロ~サッサリと北上し、会社、お宅訪問させてもらい、バカンスでは垣間見る事の出来ないサルダ(サルデーニャ人)の生活も見せてもらいました。
とっても瑞々しい野菜、カリアリ市内にあるイタリアで最大規模を誇るメルカ―ト(市場)
サンベネデット市場
1階が魚市場
2階が肉、野菜市場
日本でも高級食材として知られる「カラスミ」。
イタリアでは「BOTTARGA(ボッタルガ)写真上」と呼ばれ、ボラの卵巣を塩漬けにし、乾燥させた加工品とし重宝されている食材の1つです。
生臭みがまったくないので、薄くスライスし、オリーブオイルをかけて食されたりもしますが、私はスパゲッティに和えてシンプルに食べるのが大好き
キリッとしたミネラルが凝縮された白ワインが飲みたくなります
さすが島
魚介類の宝庫です。
市場内も活気があって
持って帰れなかったのが本当に残念でした
ワインに関しては・・・
ヴェレメンティーノ種もそうだけど、カンノナウ種など、スペインから伝わった品種が味わえるのもサルデーニャ島ならでは
サルデーニャの赤ワインといえば・・・勿論個性的で濃厚なカンノナウですが、私は食事に合わせやすく、果実味も豊かなモニカ種は、サルデーニャワインの中でもお気に入りです。

手前の写真は、PARDULAS(パルドゥラス)といい、サルデーニャ島の特産物蜂蜜や、リコッタチーズを練り込んで焼き上げたドルチェ。
朝食にも食したりするみたいです。
この焼き菓子は、北西部アルゲーロで頂いた、この地方限定のドルチェ。
地中海地方で栽培される風味豊かなアニス(セリ科の一年草)を使ったもの。
イタリア人愛用の食後酒「グラッパ」
サルデーニャでは、グラッパの事を「FILLU E FERRU(フィール・エ・フェッル)」と呼んでいます。
方言雑じりですが・・・直訳すると鉄の紐という意味。
第一次世界大戦後、一時期グラッパの製造が禁止されたそうですが、職人たちは造り続け、瓶詰めしたグラッパを菜園や庭の地中に埋め隠し、埋めた場所の目印とし瓶口に針金を巻きつけ土の外へ出していたそうです。
此処は、アルゲーロ。
見渡す限りのオリーブ農園の先には、14世紀スペインのカタラン人に支配をうけた「小さなバルセロナ」の呼称を持つ美しい旧市街が広がります。
写真では海岸の雰囲気を伝えるのは難しいですが、アルゲーロの海はこんな感じでした
(アルゲーロ空港の壁画より)
アルゲーロの特産物といえば・・・
伊勢海老と珊瑚。
伊勢海老のクオリティーは世界一だそうで、英国のエリザベス2世女王も大好物らしく、定期的にお取り寄せしているほど。
しっかり頂いてきました
本土イタリア人はよくサルデーニャ人の事を、「TESTARDA(石頭)」と表現し、サルデーニャ方言を話したりする閉鎖的な人達だったらどうしよう
なんて思っていたけれど、そんな私の偏見を覆すくらい笑顔で迎えてくれたサルド。
あら
ジェノヴェーゼ(リグーリア州ジェノヴァ人)の方が閉鎖的なんじゃないの
って思っちゃいました。
また来たい
そう思わせる魅惑の島です。
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