イタリアン・サル―ミを食す

爆弾爆弾宮崎の口蹄疫・・・事態の早い終息、流通業界への影響拡大が広がらない事祈ります。爆弾爆弾


イタリアでも希少価値が高く、他州滅多に市場に出回る事のない代物。
サル―ミの王様と称されているのがアップジベッロ・ディ・クラテッロアップ

先日開催されたパルマのイタリア食材見本市チブスで、久々に美味しいクラテッロを味わってきました。

ジベッロ村は、ヨーロッパキラキラ食の都キラキラに認定されている北イタリア、エミリア・ロマーニャ州はパルマから北へ約35kmに位置し、人口も2000人弱の小さな村。

イタリア食肉加工品の王道、生ハムは豚の腿を丸ごと1本使いますが、クラテッロは豚の腿肉の芯だけを使用し、皮を剥ぎ、脂肪と骨を抜き、塩コショウ、場合によってはニンニクとワインに漬け込んで、休ませた後、豚の膀胱に塩漬けにされた肉を詰めて熟成させるのが、伝統的な製造工程。


熟成期間は、通常10カ月~14ヶ月。


さて、この味「美味」「高貴」という言葉がぴったり当てはまるのではないでしょうか。

このクラテッロ、1735年の文献に初めて記されたともあり、又イタリアオペラの大作曲家ジュゼッペ・ヴェルディもこよなく愛した逸品。

ちょっと風変わりなイタリアの有名な詩人作家、ガブリエレ・ダヌンツィオも1891年、芸術家でもある友人、レナート・ブロッツィに宛てた手紙の中でも強調して書かれた逸品。


このサル―ミに合うのは、エミリア・ロマーニャ州でもエミリア地方で生産されるワインランブルスコワインではないでしょうか。

口内に残った脂肪分をさっぱり拭い落してくれる軽めの発泡性赤ワイン、女性向きかも音譜(アルコール度10,5%)

心地よく爽やかそして、優しいフローラルな香りラブラブ

辛口、薄甘口、中甘口、甘口と其々あり、料理と好みにより使い分けられるので、面白いと思います。

普段ディリーワインとし、我が家の食卓に並ぶ事のないワインですが・・・エミリア・ロマーニャ州のどっしりとした料理には、絶対必須なワインです。


ナイフとフォークCAPELLETTI IN BRODO(カペレッティ・イン・ブロード)

CAPPONE(カッポーネ)と呼ばれる去勢した雄鶏で作ったブロードに、パルメザンチーズや、生ハムが入った詰め物入りパスタを。

このエミリア・ロマーニャの郷土料理が、ランブルスコに絶妙ですラブラブ!


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