渓流釣り


渓流釣りも解禁になり、週末の夕方釣りに出かける時もあります。

イタリアでの渓流釣り許可書(LICENZA DI PESCA)は、約23ユーロ(1年間)を住民権のある州の自治体に申請します。

許可書を発行してもらうと、それと一緒に県内の渓流マップも渡され、そこには有料、無料、禁止地域が色分けされています。

家のすぐ傍の渓流(写真上)は、幅もあり釣りやすいのですが、上流で毎年マスの稚魚を放流するので、1日20ユーロ、さらに上流は60ユーロのチケットを購入しなければいけません。

ということで、いつもは川幅の狭い無料の清流で楽しんでます。


疑似餌に使うのは「スプーン」。

いつもはゲームフィッシングとして楽しむので直ぐに離しますが、この日はちょっと大きめのが釣れたのでお持ち帰りに!

天然もののマスは、表面にオレンジの斑点があるのが特徴だそうです。

香味野菜で軽く蒸して、ケッパー入り焦がしバターで。


ピエモンテの魚、ピエモンテのバター、地産地消でピエモンテ白ワイン、アルネイス種にしようかと思いましたが・・・・・。

リグーリア州の東リビエラのティグリオ湾近郊で栽培されている、ビアンケッタ・ジェノヴェーゼ種を使った白を!

ミネラルが凝縮された酸味の爽やかなスッキリタイプで今回はBISSON社のものを。

美術の教師でもあり、過去イタリアソムリエコンクール準優勝という経歴も持ってらっしゃるBISSONのオーナー・ピエールルイジ氏。

彼は農民達が造るリグーリアワインの潜在性を直観し、東リヴィエラに根付く葡萄の可能性を引き出す冒険をし始めました。

当初は農夫が造る葡萄を少量づつ購入し醸造を試み、考究の末、近代技術を取り入れ、リグーリアの土着品種を品質向上させ、BISSONの名を轟かせるようになりました。

ピエール氏は、地中海沖に沈んだ数々の沈没船の中から発見されたワインのその良質保存状態に着目し、2009年5月22日、”LO SPUMANTE DEGLI ABISSI”と名付け、瓶詰めしたスプマンテをケージの中に入れ、ポルトフィーノ沖の海底に沈めており、現調査段階の醸造法とし、専門家や世界のメディアが注目しています。(2010年末引き上げ予定)


アルプスの野花達が咲き誇っていて、心地よい今日この頃です。

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