7月から始まりました。
有機生ゴミを分別する紙袋と茶色いバスケットの配布。
今まで、道路脇にあったゴミ分別のボックスが、一斉に町から撤去されたのです。
ところどころに設置されているのは、ガラス類ボックスのみ。


生ごみ処理機を使い良質堆肥に変え、野菜や花にとっての有機肥料にするため、私が住んでいる自治体が半年分の紙袋を配布してくれたのですが。
この2袋が1週間分で、毎月曜と金曜の朝自宅前まで集めに来てれるのは有難いのですが、きっちり家族2人分で計算されて渡されているから、ゴミを如何に出さないようにするのか・・・これが結構大変なんですよね。

このエコバックの中には、紙専用、プラスチック専用、再利用不可能なものを入れるための袋が入っており、これらは1週間に1回の回収。
イタリアは全農地に占めるオーガニック地の割合が約10%、因みに日本はまだ認知度低めで悲しきかな1%たらず・・・。
私が住んでいるクネオ県、その中でもブラ市は、すっかり定着してきたスローフードの運動の発祥地でもあり、ピエモンテ州は食育に対しての普及活動にも力をいれており、食育に対するミュージアムもできているほど!
オーガニック食品購入及び認知度、北イタリアは70%、中部40%、南部30%との統計が出ています。
このゴミ回収システムになりゴミ箱が町からなくなり、週末にここ自然国立公園へピクニックを楽しみに来る人達が、ゴミをほったらかしにして帰ったらどうしようと内心不安でしたが、皆さんちゃんと持ってかえってる様で、環境、地域の生活を守る、景観を大事にしたいという自覚が強いピエモンテ人たち。
こういう気持ちが、南イタリア特にナポリでももっと高まったら、イタリア全体がもっとクリ一ンなイメージになるのになぁ・・・。
みんな同じ税金払ってるんだから!!!!!!

これからも、自分や家族の健康と環境にやさしい生活を考えていきたいと思う今日このごろです。
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