山ガール


赤ワインの銘譲地とし有名なバローロやバルバレスコ、ピエモンテ州に或る・・・・となんとなく語られる方が多く、クネオ県内に在るのを把握されている方って以外に少数なんですよね。

そんなクネオ県ですが、葡萄畑が広がる丘陵地、アルプス山岳地帯、平野部と訪れる場所により趣を異にした情景や文化を味わう事ができ、四季折々色んな楽しみ方が出来るとても魅力のある地方だと思います。

クネオ県西部はこのような自然美を堪能する事ができ、日本でも名を馳せているロクシタン
も含め、南仏を中心としたオクシタニア地方に属していた名残が随所に見られ、赤地に黄色の十字架の紋章の旗が彼方此方に掲げられています。

国旗よりもこの地方に根付いたものを守り続けるカンパニリズモ(愛郷心)精神が切実に伝わってくるし、私達も今まで培ってきた文化や景観はもっと大事にしていくべきだと改めて考えさせられます。

異国に住んでいると、日本特有の素晴らしさに気づかされる事も多々あるし、又そういう共有財産を守っていくことは大事な事だと思うんです。

大自然の中で思いっきり深呼吸する!物凄く気持ちいいですよ。
都市部だけに偏らず、こういう自然に触れるイタリアの景観美の旅も面白いですよ。

海育ちの私も去年山ガールデビューし登山の楽しみを知り、春を待ちわびている今日此の頃です。


ピエモンテ美景観


ピエモンテ屈指の葡萄畑、壮大な景観、美しい眺望を持つ、ランゲ、ロエロ、ニッツァモンフェラート地方。

その貴重な文化財を守ろうという活動が年々強まり、2006年に世界遺産への申請を行い・・・

去年秋ごろから、今年の一月に認定されるかもしれないという話題が持ち切りですが、受理待ち状態のピエモンテ南部地域です。

ワイン生産地の美観地区とし世界遺産に登録されている地域は、

・世界三大貴腐ワインの1つを生み出す、ハンガリーのトカイ・ワイン地区。

・フランス南西部、ボルドーワインで有名なサン=テミリオン地区。

・ドイツ中部ライン渓谷地域

・ポルトガル、アルト・ドロウワイン地区及びピコ島の葡萄畑

・スイス、レマン湖北岸のラヴォ―地区

もし認定が確定となれば、イタリアの葡萄畑で初の快挙になりますし、私も更にこの地方を皆さんにお伝えする事に鋭意を努めることになるでしょう。

名物銘菓とモスカート


イタリアのクリスマスの名物銘菓、15世紀頃ミラノで誕生した菓子パン「パネットーネ」。
クリスマスや大晦日に、もはや必然的に振舞われそのため街中のお菓子屋さんや、スーパーに特設コーナーが設けらているのを、この時季に来伊される方は彼方此方でこの光景を目にするのではないでしょうか?

ピエモンテは、BALOCCO、GALUP、MAINAがパネットーネ製造社として有名で、しっとりとしてふわふわ、天然酵母の香ばしい香りのMAINA社のものが私のお気に入り。

どうしてもフェスタ期間中に食べきれないので、この時期毎朝のカフェラテとの組合せはこれ。

さて、クリスマス等食後に切り分けて食べる時、勿論組み合わせるワインは、ピエモンテが誇るモスカート・ビアンコ100%醸造、DOCG微発泡甘口ワイン「モスカート・ダスティ」というのは暗黙の了解です。

パネットーネの香ばしさやドライフルーツの甘みと、モスカート種の独特のマスカットの芳香が絶妙なハーモニーで、通常のワインに比べアルコール度も低く、微発泡なので喉越しもとても柔らか。

イタリアワインが苦手な女子も、このワインならきっと好きになれる筈ですよ。


南仏エズ


寒中お見舞い申し上げます。
久しく御無沙汰してしまいました。年末年始の怒涛な行事も無事終了、装飾もやっと片付け終わり・・。この時季の自宅での御持て成しは超ハードですが、食卓を皆で囲むのは実に素敵な事。此処ピエモンテは、厳寒だった去年に比べ温和な日々が続いております。

さてそんな合間を縫って、南仏東部、ニースとモナコ間の中腹に建設された通称「鷲の巣村」と呼ばれるエズへ気分転換に。

眼下はコート・ダジュールの海原。久々の海!林芙美子女史の「海が見える、海が見えた 五年ぶりに見る尾道の海は懐かしい・・・」の放浪記の一節がなぜかふと脳裏を過ります。

サヴォーナよりリビエラ海岸を走り、1時間半でいける小トリップ。


情緒溢れるリグーリアや、南仏の路地裏、毎回散策するのは燥いでしまう私。
今年はもっと南仏の小さな集落を探訪しに行き、お気に入りスポットを見つけたいです。


皆さん時節柄、風邪などひかぬようお気をつけください。

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