白トリュフ~官能的芳香~


ピエモンテ州アルバと言えば・・・言わずと知れた白トリュフの名産地。
そうここ近郊でしか、あの官能的な芳香は存分嗅ぐことが出来ない正に聖地。
レストランの中でも、町を歩いていてもフワッとこの刺激的な芳香が鼻をくすぐられる。
年に一度、この時季だけのお楽しみだ。

バイロンは、この強烈な芳香が創造性を書き立てるため、好んで書斎の机に置いていたというのも頷ける。
木の根元に出来る茸の一種だが、地中40cm程で塊状になる子実体。
海抜700以下、シリカを含む石灰質、粘土質の土壌で酵素濃度が高い土地に生育、風を直接受けない盆地、生育期には適度な降水量を要するもの。
今年は雨が全く降らず、土壌も乾ききっていたので不作の年とも言われたが、此処最近の恵みの雨のおかげで、小粒ながらもかぐわしい香りが漂う。
赤ワインの名譲地でもあるランゲ地方でもあるが、官能的でこの余韻にずっと浸っていられるのはどっしりした濃厚な赤より、酸味、ミネラルと果実実の控えめな、アロマティックで刺々しさのない円やかなフローラル、アカシアの蜂蜜が漂う白ワインが調和する。

官能的でこの気品ある芳香の余韻にずっと浸っていられるよう見事に合わせられるワインを見つけるのはかなり難しいかも。

BALOSSの紅葉


私が勤務するBALOSSのレストランの正面玄関もすっかり秋めき・・・・。様々な木々が見事に紅葉してる。テラスの庭には立派な銀杏の木が一本あり、それももうそろそろ見頃♪


BALOSS(バロス)とはピエモンテ方言で「やんちゃ坊主、いたずらっ子」という意味。オーナーやシェフそのもの、少年心をいつまでも持ち続ける二人にぴったりな名称。POGGIO RADICATI(ポッジョ・ラディカーティ)とはここの土地の名。



スローフード協会設立者、会長でもあるカルロ・ペトリーニ氏の来店。ブラ出身でもあり、長年スローフード発祥レストランで勤務した経歴を持つ私のシェフと古くからのつきあい。食後の団欒に、シェフとうちのオーナーも交え、夜遅くまで会話が弾んだよう。

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