
11月に発行されたVOL.7 「イタリア好き~ピエモンテ州~」が自宅にも、取材協力させていただいた私が勤めるレストランにも届きました。
今回も超濃厚な特集で、読み終えるのに時間を要してしまいましたよ。
毎号、取材スタッフのメッセージも記載されているのですが、写真家の萬田 康文氏は今回の取材にてこのような文面を残されています。
「本誌にも登場する山岳地帯に暮らす酪農民族マルガリの人々の生活。彼らは高い標高の豊かな自然環境で放牧をし、昔ながらの製法での乳製品づくりを生業にしている。我々が暮らす東京の生活とは別の星での生活のようだった。そこには人が人として持つ当たり前の強さがあり、その背景には豊かで清らかな山の水があった。人は豊かな水と知恵があれば、案外たくましく生きていけるのかもしれない。そんな事を考えながら写真を撮っていた。」
此処は美味しい水、空気が当たり前のようにあり、だからこそ美味しい食材の宝庫でもあります。
自然界との繋がりを大事にし歴史や伝統を重んじ、美味しいものを摂取出来るから、またそうゆうものを作り出したい、守っていきたいと強く願う人も多い。
イタリアでは頻繁に用いられる「FURBO(抜け目ない、ずる賢い)」という言葉が似合わない、純粋で素朴でインテリな人が多いような気がします。
せっかく現地に住んでるのだから、もっと生活の知恵を様々なピエモンテーゼから伝授してもらわなくっちゃ!と思う今日この頃です。
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