シチリア~自然と共有したワイン造り~


GORGHI TONDI社のワインはシチリア島西部、塩田の町として有名なトラーパニ県に属し、酒精強化ワインで有名なマルサラ酒が造られているマルサラより南東約20kmの街、MAZARA DEL VALLO (マッツァーラ・デル・ヴァッロ)で造られています。

WWF自然保護区内にあるワイナリーで、社名のGORGHI TONDI (ゴルギ・トンディ)とは区内にある神秘的な湖に因んだもの。

ゴルギ・トンディ社

このような素晴らしい環境恵まれた土壌の中で、グリッロ、ジビッボ、ネーロ・ダーボラの土着品種から、シャルドネ、シラーと国際品種も丁寧に栽培されています。

この度日本初上陸したシチリアワインをご紹介します。

シャルドネ 2009

8月下旬に収穫されるシャルドネをフランス産オークの新樽で約4ヶ月間熟成。
フルーティでフローラルなリッチでしっかりとした構成の深みのある味わいに爽やかでフレッシュな柑橘香と程よいバニラ香の余韻が心地よい洗練された口当たり円やかなシャルドネ。

ネロ・ダーヴォラ 2008

9月中旬に収穫されたネロ・ダーヴォラを20度に温度管理されたステンレスタンクにて発酵、マロラティック発酵後、フレンチオーク樽で6ヶ月、その後瓶内にて6ヶ月間熟成。

スミレ色がかった深みのあるルビー色。
完熟した果実実とスパイスの重量感、上品な香りと酸のバランスの良さ、シチリア代表格品種のひとつ、ネロ・ダーヴォラのもつ可能性を最大限に引き出したワインです。

1999年設立と比較的若いワイナリーですが、数々の賞を受賞しており、評論家たちからも絶賛されている今期待のワイナリーでもあります。

受賞ワイン

このゴルギ・トンディ社がある街 MAZARA DEL VALLO (マッツァーラ・デル・ヴァッロ)、1998年にこの街から出航した漁師により、水深500mほどの海底から酒に酔って舞い踊るサテュロス (サテュロスとはギリシャ・ローマ神話に登場する森の精、ワインの神と称えられているバッカスの従者)を表現したブロンズ像が発見されました。

なんと2000年以上も海底に沈んでいたとされ、ギリシャ古代彫刻の傑作とされ、
この街のサテュロス博物館に保管されています。

この街を訪れる機会がある方、古代ギリシャ時代に興味がある方、是非足を運んでみてはいかがですか。

勿論ゴルギ・トンディ社への訪問もお忘れなく!

ゴルギ・トンディ社ワイン オンライン・ストア

詳細はこちら ベラティーナ

葡萄畑に音楽セラピー効果が!?

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの名を轟かせている、トスカーナはモンタルチーノへワイン視察へ行ってきました。

今回訪れたワイナリーは、オルチャ渓谷、アルビア渓谷、オンブローネ渓谷に挟まれたモンタルチーノの町の中心部より5KMほど北上(シエナ方面)したところにあり、緑色の絨毯を敷き詰めたような丘陵は、ここがトスカーナの田園だということを実感させてくれます。

このような景観、眺望は後世にも絶対残して欲しいと強く願います。


このワイナリー IL PARADISO DI FRASSINA (パラディーゾ・ディ・フラッシナ)社を所有しているのは、CARLO CIGNOZZI(カルロ・チニョッツィ)氏。

ミラノ出身の敏腕弁護士とし活躍していましたが、友人の紹介により、1999年廃墟化した家屋と荒れ果てていたこの土地を購入し、サンジョベーゼの苗を植樹しました。

彼曰く、「人生にとって大事な事は良い音楽を聴き、良い環境の中で生活することだ」という観念を抱いており、音楽が植物の生育に良い効果をもたらすとゆう研究が、中国で行われているとゆう情報も得、2005年よりフィレンツェ大学農学部の研究チームの協力により開始され、畑にスピーカーを設置し、24時間モーツァルトなどのクラシック音楽を流し、優しい音色が葡萄の生育にいかなる影響を及ぼすのかという研究を行い始めました。


2007年には音響効果の優れた、アメリカの一流メーカーBOSE社がこの研究に関心を示し、彼らのスポンサーとなり、「SUONO&VIGNA(音響と葡萄園)」とし音楽が植物にどのような影響を及ぼすのかを立証している最中です。


海抜250m、4ヘクタールの畑を所有しスピーカーを各畑に配置、24時間常に音楽を流す畑、12時間のみ、全く流さず通常の栽培方法と分けて葡萄を生育させています。

24時間常に音楽を流している畑で育つ葡萄は他のものに比べ、枝の伸びも、果実のつき方も明らかに違うということを説明してくださいました。

最近ではピサ大学の生物化学科もこの研究に加わり、地中に埋め込まれたスピーカー管の音の振動が、葡萄に天敵な害虫へも影響を及ぼしているということも立証されたとのこと。

なぜなら、この振動が害虫の生殖活動を大いに妨げているというのだから驚きです。

振動効果が害虫駆除の役割を果たし、素晴らしいビオワインを造りだしているのです。

この中は(写真下)、熟成後瓶詰めされたワインを保管する湿度と温度管理がパーフェクトに保たれた貯蔵庫。それだけではなく上部はプライベートプールになっており、葡萄畑から流れてくるクラシック音楽を聴きながら、壮大なモンタルチーノの眺望とワインに酔いしれるなんて、なんとも贅沢ですよね。

苗を植樹する事から、葡萄栽培、醸造、ボトル管理、市場に出回るまでワインに対してのオーナーと醸造家、スタッフの情熱と愛情がたっぷり詰まったトスカーナワインを皆さんも是非味わってみてください。

パラディーゾ・ディ・フラッシナ社のワイン オンライン・ストア
詳細はこちら
ベルベラティーナベル


アオスタ風コーヒー 「グロッラ」

冬期休暇を利用し、友人たちがスキーを楽しんでいるVALLE D’AOSTAへ遊びに行ってきました。

「アオスタの渓谷」と名付けられたこの州は、イタリアの最西北に位置しスイスとフランスに国境を接しており、REGIONE AUTONOMO(州議会が様々な特権を持つ特別自治州)であるため、

独特な雰囲気を持つ魅惑な州でもあります。 トリノからも2時間程で州都のアオスタの街まで辿り着けるし、西北から東南へと流れている ドーラ・バルテーア川に沿いまっすぐに延びた高速道路、国道は非常に走りやすく、両脇には 城壁や要塞、絶壁に張り付いているかのように栽培されている葡萄畑、渓谷の合間から顔を覗 かせる雪山の情景は飽きさせる事なく、あっという間にアオスタまで辿り着きました。

アオスタ料理、ワインもなかなか興味深いのですが、今回はこの山岳地帯で生まれた、体も心も温まるアオスタ風コーヒーについて紹介したいと思います。


アオスタ風コーヒーを作るのに欠かせない道具、この「グロッラ」と呼ばれる木製の容器。

NOCE(胡桃)の木で作ったものを宗教儀式で聖杯になぞらえワインを飲みまわした事から始まったそうですが、現在ではブナの木などで作られたものが主流なのだそう。

まず殻の容器に・・・柑橘の皮(オレンジとレモン)、丁子を入れ、カップチーノを泡立てる容器の中に・・・

エスプレッソコーヒー4杯、その半分の量(つまりエスプレッソカップ2杯分)の地元産のグラッパ(葡萄の蒸留酒)を2種類、ジュネピー(高山地域のハーブで作るリキュール)ブランデー(此処ではイタリアのブランデー「VECCHIA ROMAGNA」を使用)を加え、ティースプーン4杯程のグラニュー糖を入れ、エスプレッソマシーンの蒸気で砂糖が溶けるまでよく泡立てる。

よく混ぜ合わされたコーヒーリキュールを容器の中に移し変え、火をつけアルコールを飛ばす!

ゆらゆらと燃える火をみんなで囲んで見るのも楽しみのひとつではないでしょうか。

容器口に砂糖をたっぷりまぶすので、火をつけることにより砂糖がカラメル状になり、蓋をきっちり閉められるので、持ち上げて飲む時、ズレ落ちることもない!


このグロッラで飲むコーヒーLA GROLLA DELL’AMICIZIA (友情の杯)と名付けられていて、いくつもの飲み口が付いており、両脇の穴を親指で塞ぎこのようにして飲み、隣の人は隣の飲み口から飲み、回し飲んでいくものなんですが・・・・

容器を口に近づけると、アルコールの蒸気が一気に鼻に入ってきて、とてもじゃないけどグイグイ飲めたものじゃない!

ということで、邪道ながら添えられていたストローでチビチビ啜るように頂きましたよ。

中味が空になるまで器を置いてはいけないので、回し飲みし続けるのが正規のグロッラの飲み方のようですが・・・厳寒な山岳地方で生まれた体も心も温まる飲み物、今回初めての体験。


友人夫妻が借りていたPILAのレジデンス、標高1000m程のところにあり、窓からはアオスタの夜景が広がり素敵で温かみのある可愛らしいレジデンスです。

今回のグロッラは此処で作っていただきました。



レジデンスの詳細
「Les Fleurs」
LOC. LES FLEURS N.26 11020 GRESSAN AOSTA
TEL:0165-592003
www.residencelesfleurs.it


あまりの可愛さにアオスタに下り、工芸品屋さんで3人用のグロッラを購入してしまいました。

今年は暖冬なのですが・・・・いつか友人たちにグロッラをお披露目できたらなと思いに耽ている今日この頃・・・・。

☆2012☆


新年明けましておめでとうございます。(元旦にご挨拶出来ませんでしたが・・・久々にイタリアのレストランでのカウントダウンでの大晦日勤務を終え、正月三ヶ日来客との鍋三昧。お節やお雑煮で祝う日本のお正月が妙に恋しくなりました。)
さてさて2012年になりましたが今年はいったいどんな年にを迎える事が出来るのだろうか・・・。
ともかく自分らしく有意義に過ごす事が出来るよう日々精進!!
皆さんにとっても幸福な一年でありますように☆
今年も宜しくお願いします。

☆Felice anno nuovo 2012☆

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