スローフード大学内試飲会@BRA

スローフード運動の発祥地ブラ郊外の人口800人程の村ポレンツォにあるスローフード食科学大学のキャンパスの一角のサロンにて、業界関係者のみ入場可能な試飲会が開催された。


美しい緑の芝生が広がるキャンパス、中世の美しい雰囲気をそのまま残した大学。右にはランゲ地方の丘陵地が広がる。


アルト・アディジェ州のCOLTERENZIO社から2011年白ワインの新ヴィンテージフルラインナップ。
その中でもお勧めなのが
MOSCATO GIALLO 2011 「PFEFFERER」
とても甘い官能的な芳香を放ちますが、味わいはすっきり飲みやすく余韻の長引く心地のよい
モスカート ジャッロ種の特徴がよく引き出されたコルテレンツィオ社のワイン。


私の大好きなバローロを造りだす生産者。
ラ・モッラ村のROBERTO VOERZIO社のワインもフルラインナップ。
ステンレスタンクから詰めてきたんだよという、BARBERA D’ALBA2010も試飲させてもらい、
しばしその滑らかな味わいの余韻に浸る。10月から市場に出回るそうだ。
畑違いの「BAROLO2008」も試飲。

(左より)
BAROLO 2008
BRUNANTE

BAROLO 2008
ROCCHE DELL ANNUNZIATA TORRIGLIONE

BAROLO 2008
CEREQUIO同じ造り手で畑違いの葡萄を飲み比べるのは実に面白い。

私は2番目のROCCHE畑から造られたBAROLOが柔らかくて円やかで好き。

きっとインパクトの強いバローロを求めるのなら、BRUNANTE畑のものがよいだろう。


私が住むサルッツォの名物チーズ工房 FRANCO PAROLAもこんなに沢山のチーズを持参。種類豊富で上品質なチーズと定評があり、有名シェフからの注文が絶えないそう。知る人ぞ知る名物オヤジ。


ブラ名物といえば・・・この生ソーセージ!この綺麗な色!
程よくきいたペッパーが食欲そそる一品。脂身も少なく軽いのでいくらでも食べてしまえる。


ランゲ丘陵地への入り口付近、CLAVESANA村にあるサラミ工房CHIAPELLAのサラミも。
細長い棒状に加工されたものなので切り分けやすいし、食べやすい。


アマローネの巨匠BERTANI社のAMARONE VALPOLICCELLA CLASSICO 2004も。


心地よい春の夜風が吹いた夜のキャンパス。
こういうこじんまりとした限定された者のみの試飲会の方が落ち着いて飲めて、
ひとつずつのワインを丁寧に味わえるので好きだな。

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