イタリア2月の総選挙

毎日毎日騒がれている2月の総選挙・・・・・。

私はイタリア国籍者ではないので投票には行けないですが、この選挙後に税金が大幅に左右したり、諸事情がどれだけ変わるのだろうか・・・と思うとヒヤヒヤものですガクリ

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REUTERS 「2月のイタリア総選挙、主な争点と各勢力政策」より参照。

イタリアでは来月24─25日に、モンティ政権の後継体制を決める総選挙が実施される。

 世論調査では、ベルサニ氏率いる中道左派がリードしており、ベルルスコーニ氏率いる中道右派、モンティ氏率いる中道穏健派が続いている。

 基本路線として、モンティ氏は財政規律の強化や規制緩和を提言。ベルサニ氏は歳出の余地を拡大し、緊縮策による労働者への負担の軽減を要求。ベルルスコーニ氏は大型減税と国有資産売却を約束している。

 ベルサニ氏は、世論調査のリードを維持するため、低リスクの戦略に固執しているようにみえる。

 同氏の民主党(PD)は経済自由主義派やケインズ派を抱えており、党首が強固なスタンスをとれば、内紛を助長するリスクがある。

 モンティ氏は経済の自由主義化を進め、労働市場を改革するために世論の支持を得たいと考えている。首相在任中には、議会に改革の進展を阻まれていた。

 ベルルスコーニ氏は、今のところ、最も詳細な政策プランと最も野心的な債務削減目標を示している。この中で同氏は、減税と歳出削減を約束している。

 選挙キャンペーンをめぐる各勢力の政策ポジションは以下の通り。

 <財政政策>

 ベルサニ氏は、モンティ氏が目指す財政健全化を一方的に変更することはないが、一部の公共投資を財政赤字の計算から除外するようユーロ圏他国に求める方針。赤字削減には景気刺激が最善策と主張。国有資産売却益は景気浮揚のために使われるべき、との考えを示している。

 雇用や投資、研究や教育といった分野へ注力することなく財政健全化を目指す策に批判的。

 ベルルスコーニ氏は財政均衡化を目指しているが、ベルサニ氏同様、公共投資を財政赤字として認識すべきでないと主張。国有企業や不動産の 売却により財政赤字を毎年5%ポイント削減することが可能との考えを示している。緊縮財政のみに焦点を当てる欧州連合(EU)主導の財政政策は終わらせる べきとの考えを示している。

 モンティ氏は、ベルサニ氏とベルルスコーニ氏よりも徹底した緊縮財政を主張するが、公共投資の解釈でEUに一定の柔軟性を求めている。資産売却による財政赤字の削減率は、毎年1%ポイントにとどまると指摘する。

 <税制政策>

 ベルサニ氏は、公約に掲げることは避けているものの、企業・労働者の給与税減税を目指すとともに、「富裕層」の増税を実施する方針を示している。初回住宅購入の際に課せられる不動産税(IMU)に関しては、小規模住宅を対象外とし、大きな住宅に対しては増税する方針。

 ベルルスコーニ氏は、IMUを直ちに廃止し、7月に実施される予定の付加価値税(VAT)の引き上げを撤回するほか、全般的な税負担を年 間1%ポイント軽減する方針。また、5年間にわたって段階的に法人向け州事業税(IRAP)を廃止し、企業利益が再投資される場合、法人利潤税も撤廃す る。

 モンティ氏は、慎重でベルサニ氏と似た政策を掲げている。財政赤字が引き続き抑制されれば、次期政権は給与税や法人税の引き下げが可能との見解を持つ。一方、低所得層や中間層に影響を与えない富裕層や消費に対する増税は必要と指摘している。

 <雇用対策>

 ベルサニ氏は、一時雇用を減らし、職場での被雇用者の権限を強化するほか、特に南部で、女性を採用する企業への減税措置を実施するとともに、女性の雇用促進に向けて保育園の数を増やす方針。

 ベルルスコーニ氏は、若者の新規採用における給与税の支払いを5年間免除する。また、企業のために官僚主義を改めるほか、現在の政府補助金制度の代わりに給与税と法人税の引き下げを実施する意向。

 モンティ氏は、研修・職業訓練制度の役割を強化し、海外投資の促進に向け労働法を大幅に簡素化する方針。正規雇用者の保護緩和と一時雇用者の権限拡大に向け、さらなる措置を講じるほか、若者や女性、55歳以上の人を雇用する企業への減税も実施する。

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ベルルスコーニ氏のあの不気味な笑顔が悪魔の微笑みに見えるのは私だけ・・・・・?

この人にだけはイタリアの主導権を握ってもらいたくないと心底願う、今日この頃です。

PRESEPE VIVENTE~実物でキリスト降誕再現~


イタリアのクリスマス期で特徴的なのは、この「プレゼーぺ」と呼ばれるキリスト降誕のシーンのジオラマ。

イエス・キリストが誕生したことを記念する12月25日のクリスマス=キリスト降誕日はイタリア語でナターレと呼ばれ、NASCERE(ナッシェレ=生まれる)という動詞から派生した言葉で、喜びと幸せの祝日でもあり、特に24日の夜は町は静寂で真夜中のミサに参列します。

毎年12月8日の「聖母無原罪の御宿りの日」(イエスの母マリアが、マリアの母アンナの胎内に宿った瞬間、神の恩寵により原罪から免れたというカトリックの教理)の祝日にクリスマスツリーやプレゼーぺの飾りつけが教会や各家庭でも行われ、1月6日のエピファニア「公現祭」(東方三博士がキリスト降誕を知り、貢物を持参し訪ねに行った日)の翌日に片付けるのが風習。

毎年この時期、いろいろな町を散策するたびに教会内部に設置された趣の異なるプレゼーぺを見て回るのが楽しみのひとつでもあるのですが、我が家近郊の小さな村で、人形ではなく村の人々が演じてくれる、PRESEPE VIVENTE(プレぜーぺ・ヴィヴェンテ)が公現祭のシーンを再現するとのことで、夜の9時頃開催のため防寒対策ばっちりして見に行ってきましたよ。


高台にあるこじんまりとした村の教会の周辺をベツレヘムの町に見立て、6ユーロ(約600円)の入場料を払い見学。

場内ではヴィン・ブリュレ(ホットワイン)や、チョコラータカルダ(ホットチョコ)、ポレンタ、焼きたてパン、りんごのフリテッレ(りんごが入った小さく丸めた揚げ菓子)、カルダロッステ(焼き栗)など、ピエモンテ風おもてなし満載。


銅版細工職人。素敵なキャンドルスタンドも。


綿布団職人


真っ赤になった鉄をハンマーでたたき蹄鉄を作っている職人

蹄鉄を付け替えるため、ロバの蹄を削っている、かなり手慣れたロバ使い少年。

このU字型の蹄鉄、幸運が舞い込んだり、災難から逃れるという言い伝えがあり、イタリアでは家の壁に飾りつけたり、車に置いとく人も多いんです。
あまりに物珍しく見ていたからなのか、シ二ョーレがひとつお裾分けしてくださいました。
「ブォナアンノ~、 ブォナフォルトゥーナ~(よいお年と幸運を!)」ですって。

洗濯する女性たち。共同洗濯場での風景。イタリアの町や農村には使用はされてないものの、共同洗濯場が取り壊されることなく、多々現存しています。

手打ちパスタ職人

羊毛から毛糸を紡いだり、編んだりする女性たち。

蝋を溶かし松明を作っている職人。場内のあちこちをこれらの篝火がゆらいでいました

素朴な絵柄で織り上げている手織り絨毯を作る女性

額縁や十字架の経年による変色を修復する金箔工芸職人

椅子の座面張り職人

木彫り職人

手前の木彫りの「最後の晩餐」はとても細やかで念の入る作業・・・・。
クネオ県(特にヴァライタ渓谷)の木工細工、家具はイタリアでも良質で有名です。


何人前!?専用釜戸でポレンタ(トウモロコシ粉を練ったもの)を練り上げる様子。

練りあがった熱々のもちもちしたポレンタに出来立てのバターをのせて溶かしながらいただきました。

あったか~い、ホットワインやホットチョコも気前よく振舞ってくれてたシニョーラたち。

これ、クネオ版グリッシーニ「RUBATA’(ルバタ、最後のタを強調し語尾上げ発音)」。

巷で有名なグリッシ―二はトリノで生まれ、引き伸ばしながら棒状にして焼くのですが、ルバタはクルクルねじりながら細長くし焼いたもの。
クネオ県ではこちらの方が親しまれているパンです。
薪釜から出来たて熱々を籠の中にいれて振舞ってくださいました!

こんなに香ばしいルバタ、久々~!

そうこうしてるうちに、東方の三博士たちもやってきましたよ。




メインのキリストが誕生した家畜小屋。聖母マリアもジュゼッペもとっても様になってました。
キリスト役の赤ちゃんも真冬の夜中に、なんておとなしくお利口さん。
写真には載せきれないのですが、180人ほどの村人たちが役者、
職人役の人たちは、みんな手付きが良く本職さんなのかと思いきや、みんな演じてたんだそう・・・。
お疲れ様、楽しませていただきました。

クリスマス時期は、このような各地方のプレゼーぺ見学や、真夜中のミサ参列はおすすめです。

カトリック教徒ではありませんが、24日の真夜中のミサ、厳粛で神聖な雰囲気は、自分自身の一年を振り返り、すっきりした気持ちで新年を迎えられるので毎年必ず参列せずにはいられない私事です。

イタリアンスキーを楽しむ

新年、明けましておめでとうございます。

さてさて、昨日7日からやっと通常の生活に戻りました。

クリスマスから1月6日の公現祭までの祝日が正味のヴァカンス期間。

この間、夫婦水入らずで過ごしたのって2日間かな。

こんな山奥にも入れ替わり立ち代り来客があり、お陰さまで賑やかな

とっても楽しいヴァカンスを過ごすことが出来ましたよ。

以前から本格的に始めたいなと思っていたスキーも合間合間に通えて満足満足。

アルピ・リグリ(リグーリアアルプス)に属する山MONDOLE(標高2382m)、ここに造られたリゾート地「雪の積もった草原」と名付けられたPRATO NEVOSO(プラト・ネヴォーゾ)此処でいつもスキーしてます。

自宅から30分ほど山を登ったとこにあるので、短時間で楽しむには行き来も苦にならず楽チンです。



このゲレンデは1500m地点からリフトに乗り、隣のも含め全長約130km、様々なコースを楽しめるんですよ。

私の周りは「ゲレンデで決められたコースを滑るだけでは物足りない!」とアルペンスタイルの山岳スキー派ばかりですが、ゲレンデでも急峻な山なのに私はこれで十分・・・。

私の大好きな山モンヴィーゾ(イタリア最長のポー川源流の山、写真下の突き出ている山)を正面に見ながら滑走、眼下にはクネオの平野が広がり、東にはモンレガレージとアルタランガ(南ランゲ地方)の丘陵地帯も見渡せ、クネオ県が堪能できる美景観です。

夕暮れ時はリグーリア海に吹き抜ける風が頬を撫で心地よいほど優しくて、冬の西リビエラの海岸線を歩いているような錯覚に陥り、夕日に染まるモンヴィーゾを眺め何とも至福な瞬間、冬のアルプスもかなり楽しめます。

こんなにスキーが楽しいなんて・・・・雪質が違うとこんなに面白いんですね。



この辺りは、南ピエモンテ地方のフォンデュには欠かせない「ラスケーラ」チーズのD.O.P原産地でもあるので、ゲレンデ近郊ガストロノミーのお店も点在してます。



年末年始はまったく雪が降らず、此処最近はポカポカ春日和!?ってなくらい暖かいので、あともう一降りして今シーズン楽しませてくれますように!

イタリアにはこのような長期のヴァカンス期に雪山を存分に楽しむSETTIMANA BIANCA(セッティマーナ・ビアンカ=真っ白な一週間)
というスキー三昧な休暇を取る人も多く、ゲレンデがあるロッジに滞在し連日スキーを楽しむという風習もあります。

連日みっちり滑るのは過酷・・・・・自分のペースで徐々に慣れ、上級コースにステップアップ頑張るぞぉ。

2013年もこんなイタリアンライフを綴った私のブログ、のんびりお付き合いくださいませ。

本年もよろしくおねがいします。

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