イタリアンスキーを楽しむ

新年、明けましておめでとうございます。

さてさて、昨日7日からやっと通常の生活に戻りました。

クリスマスから1月6日の公現祭までの祝日が正味のヴァカンス期間。

この間、夫婦水入らずで過ごしたのって2日間かな。

こんな山奥にも入れ替わり立ち代り来客があり、お陰さまで賑やかな

とっても楽しいヴァカンスを過ごすことが出来ましたよ。

以前から本格的に始めたいなと思っていたスキーも合間合間に通えて満足満足。

アルピ・リグリ(リグーリアアルプス)に属する山MONDOLE(標高2382m)、ここに造られたリゾート地「雪の積もった草原」と名付けられたPRATO NEVOSO(プラト・ネヴォーゾ)此処でいつもスキーしてます。

自宅から30分ほど山を登ったとこにあるので、短時間で楽しむには行き来も苦にならず楽チンです。



このゲレンデは1500m地点からリフトに乗り、隣のも含め全長約130km、様々なコースを楽しめるんですよ。

私の周りは「ゲレンデで決められたコースを滑るだけでは物足りない!」とアルペンスタイルの山岳スキー派ばかりですが、ゲレンデでも急峻な山なのに私はこれで十分・・・。

私の大好きな山モンヴィーゾ(イタリア最長のポー川源流の山、写真下の突き出ている山)を正面に見ながら滑走、眼下にはクネオの平野が広がり、東にはモンレガレージとアルタランガ(南ランゲ地方)の丘陵地帯も見渡せ、クネオ県が堪能できる美景観です。

夕暮れ時はリグーリア海に吹き抜ける風が頬を撫で心地よいほど優しくて、冬の西リビエラの海岸線を歩いているような錯覚に陥り、夕日に染まるモンヴィーゾを眺め何とも至福な瞬間、冬のアルプスもかなり楽しめます。

こんなにスキーが楽しいなんて・・・・雪質が違うとこんなに面白いんですね。



この辺りは、南ピエモンテ地方のフォンデュには欠かせない「ラスケーラ」チーズのD.O.P原産地でもあるので、ゲレンデ近郊ガストロノミーのお店も点在してます。



年末年始はまったく雪が降らず、此処最近はポカポカ春日和!?ってなくらい暖かいので、あともう一降りして今シーズン楽しませてくれますように!

イタリアにはこのような長期のヴァカンス期に雪山を存分に楽しむSETTIMANA BIANCA(セッティマーナ・ビアンカ=真っ白な一週間)
というスキー三昧な休暇を取る人も多く、ゲレンデがあるロッジに滞在し連日スキーを楽しむという風習もあります。

連日みっちり滑るのは過酷・・・・・自分のペースで徐々に慣れ、上級コースにステップアップ頑張るぞぉ。

2013年もこんなイタリアンライフを綴った私のブログ、のんびりお付き合いくださいませ。

本年もよろしくおねがいします。

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