トリノにも春の訪れ


トリノ南東部なだらかに広がるマッダレーナの丘の自然に囲まれた小さな町、ペチェット・トリネーゼの個人宅の広大な敷地を解放してくださり、快晴だった日曜日、トリノ在住日伊ファミリーでのお花見会。

トリノのチェントロ(中心街)から15分も車を走らせると、街の雑踏が嘘のように消え(トリノはイタリア国内4番目に大きな人口を抱える大都市)、長閑な田園風景が広がり、新緑の芝生のいい香り。


元気よく咲く鮮明な黄色いタンポポたち、春を待ちわびていた小鳥たちの囀りは、アルプスに囲まれた山の麓、厳寒なピエモンテにも春の芽吹きを感じさせてくれています。


地元で採れる旬の春野菜もふんだんに使ったお弁当を持参し、デトックス、デトックス!

春には欠かせない、ソラマメとサラミと羊のチーズ(ペコリーノ・サルド:サルデーニャ島の羊のチーズ)も。


透明感ある淡いルビー色、フレッシュな芳香、軽く冷やしたGRIGNOLINO D’ASTI (グリニョリーノ ダスティ)は、今の時季、お野菜&サラミのお供にぴったりです。

GRIGNOLINO D’ASTIは、ピエモンテ州アスティ近郊、モンフェラート地方の土着品種。

赤いベリー系の果実の香り、白胡椒のデリケートなスパイス香、軽いタンニンが特徴的で、ピエモンテの赤ワインの中では、珍しく軽く、キリっと冷えた白やスプマンテが飲みたくなる季節の前、ちょうど春の兆しが心地よくなった頃に飲みたくなる品種のひとつ。

バルベーラやドルチェットではちょっと重すぎ、ピクニックにはグリニョリーノが丁度いい!


帰路は峠を超え、隣のスペルガの丘から下山することに。

そうここには、トリノ市街を見下ろす寺院、BASILICA DI SUPERGA (スペルガ聖堂)が建ち、聖堂周辺は、丁度よいハイキングコースにもなっているので、トリネーゼ(トリノっ子)たちの憩いの場。

久々の晴天に恵まれた日曜日は、地元人と車とで広場はごった返していました。

威厳を保つこのスペルガ聖堂も、以前はとても小さな教会でしたが、18世紀初頭フランスが勢力拡大、トリノもフランス軍により攻撃され始め、フランス軍がどこを占領しているか把握するためこの丘へと登り、サヴォイア家の英雄、エウジェニオ王子が勝利祈願をこの小さな教会で行い、大戦後フランス軍を撃退、その勝利記念とし、建築家ユヴァッラによりバロック様式の聖堂が建設されたのです(1731年)。

ピエモンテの世界遺産のひとつでもあります。

トリノ市街、壮大なアルプス山脈が見渡せるので、おすすめです。


此処最近ずっと厚い雲に覆われていた北西イタリア。

久々の日光浴日和でした。

イタロ初乗車


イタロ初乗車!弟夫婦と合流する為トリノよりイタロにてローマへ向かいました。

フェラーリ会長モンテゼーモロ氏やトッズ社の会長等、民間企業が共同出資して設立したNTV(Nuovo Trasporto Viaggiatori新旅客輸送)社の深紅なボディーと金色の兎マークの高速鉄道イタロ。

昨年末トリノのポルタスーザ駅からも発着されるようになり、駅地下駐車場も完備しているので移動もとてもスムーズ。

各イタロ停車駅構内には、イタロオフィスと待合室を兼ね備えた「Casa Italo(カーザ・イタロ)」があり、直前のチケット購入もタッチスクリーンOk、スタイリッシュな空間カーザ・イタロは2015年ミラノ万博を指揮しているステファノ・ボエリ氏設計によるものだそう。


全席革ソファーの老舗ポルトローナ・フラウ社のレザーシート使 用、座り心地◎。

謳い文句としている最小限の振動と、スタッフ(車体と同色の制服をきりりと着こなし、美男美女揃い)の丁重なサービス、双方とも快適!

旧国鉄トレニタリア社とは雲泥の差かも・・。

一等のPrima(プリマ)に乗車してみましたが、一列シートを選択したのでゆったり座れ、ワゴンサービスのドリンク(特等、一等のみのサービス)も充実していて、スプマンテはFerrariを提供してくれました!

同車両のシニョーラが、スタッフにイタロの快適性を絶賛していて、一番肝心(!?)な鉄道ストライキの事を問うと、「Noi non scioperiamo!(我々はストライキしません!)」と豪語。

イタリア在住10年目、初めて耳にした表現方法・・・。

その「新奇なことば」にしばし 動揺・・・。

兎も角、たまには電車移動でもいいかな~って思わせてくれたイタロ。

車両は、特席(CLUB)、一等席(PRIMA)、2等席(SMART)とあり、TVや映画が楽しめる車両、静かに旅を楽しみたい方必見の携帯電話使用禁止車両のPRIMA RELAX、それぞれの用途にあわせて、車両も座席も選択可能。

従来の車両より車窓を大きく設計してあるので、イタリアの喉かな田園風景(特にトスカーナ地方走行時◎)、も楽しみながら移動もできます。

乗り物は機能性と寛ぎ、遊び心が必要なのを熟知しているフェラーリ会長ならではのアイデアも満載されているような列車!トリノ~ローマ間、4時間半ほどの乗車でしたが、退屈することもありませんでした。

イタリア主要都市を巡る旅をされる方にはお勧めです。

(ローマではテルミニ駅から地下鉄B線で4駅のTiburtina駅停車の為、チェントロ(中心地)へはタクシーか地下鉄移動)

イタロのHP(www.italotreno.it)からチケットも発券出来、早期購入はプローモーション価格購入便もあり。

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