イタロ初乗車


イタロ初乗車!弟夫婦と合流する為トリノよりイタロにてローマへ向かいました。

フェラーリ会長モンテゼーモロ氏やトッズ社の会長等、民間企業が共同出資して設立したNTV(Nuovo Trasporto Viaggiatori新旅客輸送)社の深紅なボディーと金色の兎マークの高速鉄道イタロ。

昨年末トリノのポルタスーザ駅からも発着されるようになり、駅地下駐車場も完備しているので移動もとてもスムーズ。

各イタロ停車駅構内には、イタロオフィスと待合室を兼ね備えた「Casa Italo(カーザ・イタロ)」があり、直前のチケット購入もタッチスクリーンOk、スタイリッシュな空間カーザ・イタロは2015年ミラノ万博を指揮しているステファノ・ボエリ氏設計によるものだそう。


全席革ソファーの老舗ポルトローナ・フラウ社のレザーシート使 用、座り心地◎。

謳い文句としている最小限の振動と、スタッフ(車体と同色の制服をきりりと着こなし、美男美女揃い)の丁重なサービス、双方とも快適!

旧国鉄トレニタリア社とは雲泥の差かも・・。

一等のPrima(プリマ)に乗車してみましたが、一列シートを選択したのでゆったり座れ、ワゴンサービスのドリンク(特等、一等のみのサービス)も充実していて、スプマンテはFerrariを提供してくれました!

同車両のシニョーラが、スタッフにイタロの快適性を絶賛していて、一番肝心(!?)な鉄道ストライキの事を問うと、「Noi non scioperiamo!(我々はストライキしません!)」と豪語。

イタリア在住10年目、初めて耳にした表現方法・・・。

その「新奇なことば」にしばし 動揺・・・。

兎も角、たまには電車移動でもいいかな~って思わせてくれたイタロ。

車両は、特席(CLUB)、一等席(PRIMA)、2等席(SMART)とあり、TVや映画が楽しめる車両、静かに旅を楽しみたい方必見の携帯電話使用禁止車両のPRIMA RELAX、それぞれの用途にあわせて、車両も座席も選択可能。

従来の車両より車窓を大きく設計してあるので、イタリアの喉かな田園風景(特にトスカーナ地方走行時◎)、も楽しみながら移動もできます。

乗り物は機能性と寛ぎ、遊び心が必要なのを熟知しているフェラーリ会長ならではのアイデアも満載されているような列車!トリノ~ローマ間、4時間半ほどの乗車でしたが、退屈することもありませんでした。

イタリア主要都市を巡る旅をされる方にはお勧めです。

(ローマではテルミニ駅から地下鉄B線で4駅のTiburtina駅停車の為、チェントロ(中心地)へはタクシーか地下鉄移動)

イタロのHP(www.italotreno.it)からチケットも発券出来、早期購入はプローモーション価格購入便もあり。

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