初夏のランゲ丘陵地


自宅から50km圏内に広がるランゲ丘陵地の葡萄畑。

久々に一人ドライブ。

アルバ市を境に南はバローロの生産地域、北はバルバレスコの生産地域。

アルバ以南に点在する小さな村々と葡萄畑の散策が好きなのだけど、週末の今季は、ツーリングのバイクや自転車に道路は占領されてるし、太陽はジリジリと焼けつくような暑さ・・・・一面に色づいた晩秋の葡萄畑のドライブがやっぱり最適かつ快適かもなんて心の中で呟いてみたりしながらのらりくらりと車を走らせる。

まぁそんな些細なことも高台にあるこの村、LA MORRA(ラ・モッラ)から一望できるランゲ丘陵地を見渡すと瞬時に癒しモードへと変わる。

展望台のある広場の木陰のベンチで、皆思い思いに過ごしているのはまさしくイタリアのスローライフな光景。


アルプス山脈もそうですが、このランゲ丘陵もアフリカプレートとユーラシアプレートの衝突によって形成されたもの。

大昔は海底だったなんて、自然の神秘は無限大ですよね。

気の遠くなるような歳月をかけ造りあげられた、この景観美を次世代へと継承していきたい、自然遺産への恩恵は計り知れません。

我が故郷、瀬戸内の多島美や穏やかな海原も勿論素晴らしいですが、イタリアきってのワインの名譲地の風光明媚な緩やかに果てしなく続く丘陵地も何とも言えぬ光景で、写真では伝え切れないのが残念です。

LA MORRA村から下ると小さな盆地の葡萄畑に囲まれているのがバローロ村(写真上)。


葡萄畑に混じり点在する、へーゼルナッツの木々。

この界隈は、トンダ・ジェンティーレと呼ばれるイタリアで最高品質のへーゼルナッツの産地。

葡萄樹と共にすくすく元気に育っているようです。

このまま天候に恵まれ、実りの秋の収穫期を迎えられますように!

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