
南ピエモンテ州クネオの西にあるストゥーラ渓谷のマッダレーナ峠を越えフランス入国!

峠を下ると、ヨーロッパでも有数の水力発電ダムとしてつくられた人口湖、「セールポンソン湖(Lac de Serre Poncon)」が眼下に広がり、撮影時曇空で霞んで見えますが、イタリアの湖水地方には見られないエメラルドグリーンの何とも色鮮やかな湖が突如出現、その発色にこの湖畔を通るたびいつも見入ってしまう私。

素朴な田舎の風景が広がるリュベロン地方は南仏プロヴァンスの中でも大好きな場所。
通常は7月初旬頃訪れているプロヴァンスラベンダー街道ですが、今年は春先も天候不順で初夏も気温がなかなか定まらなかったので、ラベンダーの開花もどうやら例年より2、3週間ほど遅れているとの情報も得ていたので、時期をずらし先日行ってきました。
ラベンダーは開花後香りが一番良いときに刈入れされ、蒸気で一気にエッセンシャルオイルを抽出するので、近場在住ではないので(自宅からこのラベンダー畑までは300kmほど・・・・)花見タイミングは見逃せな~い。
プロヴァンスの中心といわれるマノスク(MANOSQUE)から東西に広がるラベンダー畑、今年は東側のヴァレンソール高原(PLATEAU DE VALENSOLE)散策。

この界隈はLAVANDIN GROSSO(ラヴァンディン・グロッソ=ラベンダーの交配種)畑が果てしなく続き、青紫の大海原、向日葵と麦とのコントラストも絶妙!





通常のラベンダーの花びらより大きく、発色も鮮やかなのが特徴のLAVANDIN GROSSO。
見応え十分ですが、ものすごい蜂の量・・・・。あちこちでこのような可愛らしい看板も。

畑の中にある蒸留所。これらはエッセンシャルを抽出された後のぎっしりと詰まったラベンダー。
物凄い甘い香りが立ち込み、即席アロマテラピー状態。

別の畑の脇に佇む小さな小さな工房では、手作り商品の直売。
試しに買ってみたラベンダーの石鹸を帰宅しさっそく使用、なんとまぁ使い心地と香りがとっても優しい。買いだめして帰らなかったのが悔やまれるけれど、来年の楽しみのひとつにしておこう!


ローズマリー、タ イムやアニス様々な香りが飛び込んでくる香りの宝庫、プロヴァンス地方。
この辺りの植物を使って精油を抽出し始めたロクシタンのコスメ創業も十分納得。
ピエモンテにはない光景だから、この時季の散策は気分転換にもってこい!時折雨も降り暑さも凌げたのも良かったわぁ。