収穫の秋☆搾りたてピガートジュース

西リグーリアの土着品種PIGATO(ピガート)の収穫期中にSAVONA(サヴォーナ)近郊にあるワイナリーへお邪魔してきました。

たわわに実った房、葡萄の葉のすき間から差し込む夕刻の陽光、静まり返った葡萄畑に潮風が何とも言えない情景でした。



葡萄が熟成すると果皮の表面に褐色の斑点が現れてくるのが特徴の品種PIGATO(ピガート)。
リグーリア方言で斑点や染みのことを「ピガ」と呼ぶことから名付けられたもの。

熟した実はとても甘くてみずみしくて芳醇な香り!生食用にぶどう狩りしたい気分でしたよ。

段差や日当たり角度が異なる為、糖度を測りながら区間分けし収穫していくのだそう。


サヴォーナから西のSPOTORNO(スポトルノ)~FINALE LIGURE(フィナーレ・リグレ)間の内陸部MANIE'(マニエ)にあるワイナリーTERRE ROSSE(テッレ・ロッセ)。粘土質で赤茶色なのが特徴な土壌である為、「TERRE ROSSE(赤い大地)」と命名。



圧搾されステンレスタンクに入れられた直後のものを味見・・・・一言で表現するならMIELOSO「ミエローゾ(蜂蜜みたい)!!!!」
それにパイナップル果汁を少し加えたような感じ。


サヴォーナ土着品種のLUMASSINAやPIGATOを使った醸造法の異なるものを色々と試飲。ここのワインは安定感があるのが好き。PIGATOって気品漂うフェミニンな感じがいいのよね。

2013年の葡萄生育はばっちりだったそう。出来栄えが楽しみです。

にほんブログ村

日々更新の励みになります。上記「イタリア情報」へ応援クリックお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Proudly powered by WordPress | テーマ: Baskerville 2 by Anders Noren

ページ先頭へ ↑