
3月17日は36歳の誕生日を迎えました。
年女・・・・どうか素敵な一年を過ごせますように・・・。
目覚めたら、卓上には朝食とアイリスの花束が飾られていました。
目が覚めるような鮮やかな青紫の気品あるダッチアイリスが、一気に家中を春の雰囲気へと包み込んでくれました。
アイリスは南ヨーロッパ原産で、フランス王室の紋章でもあり、イタリアでは西リグーリアの花栽培が盛んなサンレモで生産されていて、愛らしい形ですが凛としたかっこ良さも持ち合わせてて見飽きることがない花ですよね。
そして楽しみにしていたSPAへ行ってきました。
我が家の裏山、峠を越したところにはルリージアという村があり、そこから湧き出ている源泉を使った「TERME DI LURISIA (ルリージア温泉)」は、療養施設とし有名な場所です。
ルリージアのお水は南ピエモンテでは一番有名なので、南ピエモンテで食事された方は下記の写真のようなスタイリッシュなボトルをご存知かもしれませんね。
イーターリーオープン当初からのアイテムのひとつでもあり、昨今は日本でも飲めるようになったルリージアの水!硬度32,8mg/ℓの軟水で、イタリアの水の中では軽くて飲みやすいので、この界隈の飲食店ではほとんど使用されています。

ルリージアの知名度があがったのは、1918年にノーベル科学者キュリー夫人がこの源泉の効能の研究に短期滞在されたことから。
源泉を使用したテルメは、飲料したり、マッサージをしたりがメインなので本当に療養用、この近場に数年前オープンしたリラクゼーションスパが源泉濾過されたものですが、水質も柔らかく定期的にお邪魔しているところ。
NIVOLANO SPA (二ヴォラーノ スパ)

なんと、このスパ、誕生日当日は料金無料になるサービスがあるんです(但し2人以上で来場の場合のみ)。
通常入場料は35ユーロ、それをバースデープレゼントにしてくれるから太っ腹!
完全予約制で、少人数でリラックス出来るのも気に入っています。
ヨーロッパのスパ、温泉は男女混浴で水着着用であるため、日本人の温泉感覚とは全く異なり、ゆっくり体を動かしながらという目的で入るので、温度も低めに設定してあるところがほとんど。
ここのスパのシステムは受付でロッカーキーを受け取り指定されたロッカーを開けると、バスローブやタオル、サンダルが用意されています。
持参物は水着と温水プール時着用が義務付けられているキャップのみ。




温水プールの淵にはジャグジーが付き、奥には、サウナやトルコ風呂(蒸し風呂)、香り風呂、柑橘アロマやアルプス森林のアロマが吹き出るミストシャワー、リラクゼーションルームではTISANA(ハーブティー)、果物、フローズンヨーグルトなども用意されています。
日本の温泉とは全く異なりますが、サウナや蒸し風呂で体を温めて、プールで体をほぐして、アロマテラピーをして・・・・たっぷり3時間、肌もすべすべ、体もすっきり軽くなりました。
たまには自分へのメンテナンスも必要ですね~(笑)


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