
我が家近郊、紅葉に差し込む日差しと絨毯のように敷き詰められた落葉、森の中では秋と冬の入れ替えが急速に進んでいるように感じます。
我が家のあるページオ渓谷とアルプス・リグリ山脈、この山脈の向い側フランスのメルカントゥール国立公園、その中にあるヨーロッパ最大、岩壁に彫られた壁画のあるメラヴェイユ谷、フランス南東部とイタリア北西部、西アルプス山脈の最南部であるこの一帯が自然遺産候補としユネスコ世界遺産委員会へ申請されたのです。
登録基準のひとつに「ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ地域を含むもの」と有り、もし認定となればこの自然美が保護連合により守られていくので、何年掛かるか定かではありませんが、大変嬉しい知らせを受けました!
クネオ県では今夏、葡萄畑の景観ランゲ丘陵地が遺産認定を受けたばかり。
観光地化するでもなく優雅に佇んでいる様がピエモンテらしさを感じます。
我がページオ渓谷もランゲにつづけ~!
秋恒例のモコモコになった冬季万全の羊たちも裏の草原で放牧。
鳴り響くような牛のカウベルに比べ、羊たちの優しい音色の鈴と、しっとりした秋の風情が心地よいです。

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