
今回一番感激したネッビオーロは、上記のFERRANDO社のCAREMA ETICHETTA NERA 1985。
トリノ県の端、アオスタ州との境にある村カレーマで栽培されている、なだらかな丘陵地のランゲ地方の葡萄栽培とは打って変わり、ペルゴラ式段々畑が山肌に張り付く様は圧巻で、ロンバルディア州のヴァルテッリーナ地方の山岳部の畑のよう、カレーマ地方のものは 「NEBBIOLO DI MONTAGNA (山岳地方のネッビオーロ)」と呼称されるのも納得ものです。
FERRANDO社のロベルト氏自ら来場され、新しいヴィンテージ、「CAREMA ETICHETTA BIANCA」と、上記のETICHETTA NERA ’85。
30年前のネッビオーロ。複雑なアロマ、円やかで優しい・・・・「美しい」に尽きました。
私が小学校入学した頃に出来た葡萄よね・・・・感極まりない思いをめぐらせる、長い年月をかけ熟成された「葡萄酒」。
こちらでは、人格や、夫婦間で年月を重ねていくことを、「熟成されたワインのように・・・」と譬えられますが、こういうことなのねと、納得の深い味わいでした。
次回アオスタ方面へ向かう際、絶対に訪問しなくては~!

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