2014年ナターレを終え

イタリアで一年で一番大切な25日のナターレ (クリスマス)と翌日26日の聖ステファノの祝日も無事終わり、後は大晦日の友人達と過ごす為の準備をし始めなくては~です。

24日の真夜中に行われる恒例の聖夜のミサへも参列し2014年も締め括り。
毎年聖夜のミサは我が家近郊の修道院へ。
このページオ修道院 (Certosa di Pesio) は1100年初頭に建てられたもので、ピエモンテ州の中でも由緒のある修道院で、静寂で淡い灯りに点された外観は清浄な空気。



25日のナターレを祝う昼食。
夫は一人っ子、義父との3人でのひっそりとしたものですが、85歳半になる義父も楽しみにしている恒例行事なので、料理、味付けも伝統を崩さずを心掛けています。

25日、26日も澄み切った晴天に恵まれ、窓から差し込む陽射しも心地よく、食卓もより一層華やかになったような気がします。




前菜を少しづつ摘み、プリモピアットのパスタは御当地手打ち麺のタヤリン (タリアテッレ)。
Paglia e Fieno (藁と干し草) とネーミングされたいかにも農業地域南ピエモンテらしいパスタでしょ!?
藁と干し草は私達の生活に役立たせる目的で飼育されている動物、美味しいチーズには欠かせないものですもの。
通常の卵黄たっぷり濃厚なタヤリンより卵黄量も少なめで、茹で上がりの淡い黄色と緑の色彩も楽しめることから、我が家のお気に入り手打ち麺のひとつです。


ワインは南ピエモンテのテーブルワイン=食事と合わせる品種、ドルチェットを。 我が家から一番最寄りの地域ドリアーニ内のファリリャーノ村で造られている赤ワイン。
このアンナ・マリア・アッボーナ社のもの果実味豊かで、円やかななので個人的に大好きな蔵元。
80年近くピエモンテワインを飲み続けている義父も気に入ったようで、食事も弾んでました。

セコンドピアット(メイン料理) はピエモンテ伝統料理のひとつ、ボーリットミスト(主に牛肉の様々な部位を使用し長時間煮込んだ煮込み料理、日本でいうおでんというとこでしょうか)。

地元紙によると、25日のナターレ昼食は、10人中9人が家族と自宅で伝統料理を食すと掲載されており、ピエモンテ料理、インサラータ・ルッサ (角切り野菜、ツナが入ったポテトサラダ)、ヴィテッロ・トンナート (子牛を淡いロゼ色にローストしたものにツナソースを添えたもの)、上記で触れた手打ち麺タヤリン、ボーリット・ミストというラインナップが多かったそう。
ボーリット・ミストは、とってもコクのある出汁が出来上がるので、翌日26日にラビオリを浮き実に食すのも定番。

日本ではクリスマスが終われば、年の瀬、お正月準備に早替わりですが、此方では1月6日の公現祭迄がナターレ期間、飾り付けもこのままで年越し、食卓にもドライフルーツやナッツ、焼き菓子が~。
食べ過ぎ注意ですね・・・・。


モモにもクリスマスプレゼント。花より団子で食卓に並ぶ食欲そそる香りに関心は別の方向へ・・・・ですがフワフワボールとブランケットすっかり気に入ったようです。

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ナターレ迫る


ご無沙汰です。
今月は夫婦揃って試験三昧、分厚い参考書と睨めっこ・・・私はAISソムリエの講義第2レベルが終わったとこ、夫はPatologia (病理学) の試験が突破出来たとこで、
合間に家の中もナターレ(クリスマス) モードにはしていましたが、気づけば明後日はクリスマス。
イタリアでは25日昼食を盛大にし「クリスマスは家族と・・・大晦日年越しは友人達と・・・」というのが風習なので明日からは本腰入れてクリスマス昼食準備しないと間に合わない~‼︎
ツリーを始めて見る愛犬モモも、ぶら下がっている飾りに悪戯する事も無く、兎に角すくすく育ってくれてます。


ツリー、ポインセチアや置物、この時季は家も街中も装飾が華やかになり師走の慌ただしさが癒されますね。




今年は北イタリア暖冬で、全く雪の気配がありません。通常のホワイトクリスマスでは更々なさそう。

日本は厳寒との事、皆さんどうかお身体ご自愛くださいね。

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住みやすい県ランキング IN イタリア

イタリアにある107の県を対象に、公共機関、環境、福祉、子供の為の施設、事業や職に関して総合し、「何処が住みやすい地域」かを順位付けした結果が毎年この時季に発表されるので、友人間での師走の話題に何かしらなるこのランキング。

上位は、ラヴェンナ、トレント、モデナと続きました~。

因みに私の住むクネオ県は17位、去年に比べ5位も上昇したのは嬉しい知らせですね。
勿論ピエモンテ州ではダントツです‼︎
(トリノ県54位、アスティ県53位、ノヴァーラ県66位、アレッサンドリア県67位)

クネオ県は、クネーゼ(クネオ近郊)、サルッツェーゼ(サルッツォ近郊)、モンレガレーゼ(モンドヴィ近郊)、アルベーゼ(アルバ近郊) と4つの区域に分割されていますが、どの地域もキレイに整備され、他の地域に比べると物事も割りと円滑に行われているような気がします。

大都市ナポリ県やパレルモ県は最下位に程近い順位・・・・。

うーん確かに南部在住日本人が呟いているような日常茶飯事的な事も経験無いかもとふと思ってみたり・・・。

下記は2014年ランキング順位結果です。

1. Ravenna
2. Trento
3. Modena
4. Belluno
5. Reggio Emilia
6. Aosta
7. Bologna
8. Milano
9. Siena
10. Bolzano
11. Livorno
12. Roma
13. Macerata
14. Sondrio
15. Grosseto
16. Firenze
17. Cuneo
18. Forlì-Cesena
19. Parma
20. Olbia-Tempio
21. Udine
22. Piacenza
23. Treviso
24. Genova
25. Massa Carrara
26. Brescia
27. Perugia
28. Trieste
29. Pisa
30. Vicenza
31. Pordenone
32. Rimini
33. Verona
34. Mantova
35. Prato
36. Pesaro e Urbino
37. Arezzo
38. Savona
39. Verbano-Cusio-Ossola
40. Ancona
41. Bergamo
42. Gorizia
43. Ferrara
44. Sassari
45. Padova
46. Ascoli-Piceno
47. Lucca
48. Como
49. Rovigo
50. Nuoro
51. La Spezia
52. Pistoia
53. Asti
54. Torino
55. Lecco
56. Varese
57. Cremona
58. Ogliastra
59. Pavia
60. Vercelli
61. Imperia
62. Terni
63. Cagliari
64. Biella
65. Venezia
66. Novara
67. Alessandria
68. Oristano
69. Lodi
70. L’Aquila
71. Viterbo
72. Teramo
73. Latina
74. Chieti
75. Ragusa
76. Matera
77. Carbonia-Iglesias
78. Rieti
79. Potenza
80. Crotone
81. Medio Campidano
82. Campobasso
83. Siracusa
84. Benevento
85. Pescara
86. Brindisi
87. Avellino
88. Isernia
89. Frosinone
90. Catanzaro
91. Bari
92. Trapani
93. Salerno
94. Messina
95. Palermo
96. Napoli
97. Vibo Valentia
98. Cosenza
99. Catania
100. Lecce
101. Enna
102. Caltanissetta
103. Taranto
104. Caserta
105. Foggia
106. Reggio Calabria
107. Agrigento

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空き家再生 BUSSANA VECCHIA

ここ北西イタリア、何日雨が降り続いているのでしょう。

週間天気予報は雨マークのオンパレード。
初冬に雨がしっとり降るのが地中海気候ですが、こんなにしつこく降るのはイタリア在住初めてです。

南部ピエモンテ、クネオからトリノへと続く平野部の畑では、連日の雨で土砂が流れ混んだり、浸水したりで土壌を作り直さなければいけない農家さんもあるようです。
まるで太陽が消滅してしまったかのような不気味な毎日を過ごしてます。

陽が燦々とふりそそぐ、今夏の地中海が懐かしいので、写真整理がてら掲載~。




ここは、リグーリア州西部「リビエラ・ポネンテ」側、花と音楽祭の街サンレモの郊外の小高い丘の集落「ブッサーナ・ヴェッキア」村。

この村から地中海の海域の一部リグーリア海が見渡せ、西何十キロ先は南仏「コート・ダジュール」。

通称「Villaggio di artisti」アーティスト村と呼ばれ、小さなアトリエやショップが点在、紆余曲折した細い路地や石畳の坂道は私好み。

ここがアーティスト村となったのは、廃墟化された村のいわゆる空き家再生の為。

何か尾道にとっても似てますよね~。

廃墟化してしまったのは、残念な事に1887年2月23日、大地震に襲われ崩壊、村人は3キロ程下ったところに、新しい村を作り、「ブッサーナ・ヌォーヴァ(新市街)」、「ブッサーナ・ヴェッキア(旧市街)」と区別したのだそうです。

地震時に屋根が崩れ落ちた教会の淡く残ったフレスコ画や、蔦の葉、サンレモ在住の友人に可愛さを取り戻しつつある村だからと勧められ訪れた村でしたが、色彩感覚や創造性豊かなイタリア人により空き家再生も着々と取り組まれてるようでした。

過疎化問題で仕方ない事ですが、リグーリア内陸部には手を加えれば美しい集落に蘇れる村が数え切れない程あるのに・・・とリグーリアを横断する際、車窓から眺めながら湧いてくる想いです。










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