
今週で21週目。
「イタリアで出産」という初めての経験をひとつの想い出とし記しておこうと思います。
日本での出産経験も無いので比較する事も出来ないのですが、私が住むピエモンテ州クネオ県事情を。
上記のファイルがいわゆる「妊婦手帳」。
妊娠発覚後、地域管轄のASL(健康保険機構)へ出向き手帳を受け取ります。
このファイルの中には出産前迄に行わなければならない検査の処方箋、妊娠中の食生活注意事項、産休、育児休暇の規定等が挟まれており、検査結果やエコー写真もこの中に整理していけるし、取っ手が付いているので持ち運びに便利。
イタリア医療制度は2通りあり、無料もしくは保険で殆どカバーできる公立病院と民間保険加入者以外は全額負担の私立プライベートクリニックとがあり、出産は分娩室完備の公立病院でというのが主流。
私は定期的なエコーや出産に関しての相談ごとを私立クリニックの女医さんに、出産前の検査は公立病院でと並行し通っています。

上記は私が通う私立クリニックの待合室。
イタリアのチャーミングなTHUNの天使の陶器の置物が飾られてたり、診察室も私とひとつ違いの女医さんで、彼女らしいポップでキュートな部屋で、夫と同じ医大卒という事も有り、とても親近感が湧き、毎回堅苦しく無く診てもらっています。
私立にしても、公立の病院にしても、待合室で待機しているのは皆カップルというのが日本との大きな違いかなと思います。
もしカップルで無くても、必ず付き添いの人が傍に寄り添っていて、ひとりで診察に来ている妊婦さんは見た事がありません。
マタニティウエアも身体のラインが強調されるような伸縮性生地のトップにスパッツといった感じで、お腹を抱えながら誇らしげに歩いています。
良く「悪阻大丈夫だったの~」と聞かれるのですが、私の場合全く無く、匂いの篭る厨房で働いていても平気だったし、食欲も旺盛で、強いて言えば南ピエモンテ秋の風物詩白トリュフの時季で、厨房のシンクでトリュフを掃除するあの香りが異常に鼻についたくらいでしょうか。
それから夫をはじめ周囲皆の心配事「もし妊娠したら、ワインがあっさり断てるのか・・・」という難関も難無くクリア。
秋にアルト・アディジェ地方へ旅行に行った後から急にワインが飲めなくなり、妊娠が発覚した訳です。
通常イタリアの働くママ産休制度は産前2ヶ月、産後3ヶ月、育休は産休明け6ヶ月とされているようですが、私の場合厨房勤務というのは、危険度が高い職種に分類されるようで、産婦人科初診で即勤務禁止令が出て病欠書類を書かれ、その後オーナーの従業員産休手続き書類を管轄の労働局に転送し産休突入。
お給料も100%支給、80%が国の公的機関から20%雇い主負担。(産休後育児休暇支給額30%)
12月は多忙期でもともと新規社員追加だったので、跡継ぎも問題無く出来たので、体調も常に良好な日々を過ごしてます。
次回は食生活、健康管理について!

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