尾道西国寺 火渡り神事

今年のイタリアは暖冬。
この時季我が家を囲む山々はいつもなら真っ白い白銀の世界が広がるのですが、今冬は山の岩肌が見え、気温が高いので今まで発生した事の無い霧が発生したり、家の周りでは春先に咲く黄色いプリムラの花が枯葉の下から出てきたり、紫陽花が芽吹いたりと通年では見られない光景が続いています。

暖かく道路も凍結していないので外出はしやすいのですが、春先の雪解け水が川に流れ込まないと農作物に多大な影響を及ぼす事が今から心配で堪らずこの不気味な気候が新年の話題のひとつでもあります。

大地の恩恵を多大無く受けるピエモンテ地方では美味しい食材が地産地消されるので、どうか恵みの雪が降りますようにと願うばかりです。

イタリアは1月6日迄が公現祭でクリスマス休暇、9、10日の週末まで教会や街のクリスマスの電飾が灯っていたので今週から通常の雰囲気に戻ったという感じでしょうか。

私の体調もお陰さまで良好で安定期に入り、遠く離れた母も母で安産祈願を地元西国寺で祈願してくれたり。

故郷尾道の仁王門に大草鞋のかかったお寺西国寺。
毎年1月8日新春行事とし檜の枝や薪を燃やし火が燻る灰の上を修験者や参拝者が入魂してもらい願掛けしてしながら渡る行事。

こっちには腹帯祈願や願掛けなどが無いので、私の代わりに参拝してくれ写真を送ってくれ御守り代わりで有り難い。






今年も皆の健康、ご多幸、大地の
恵み、世界平和を願って・・・

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