
帰国して10日程経ちました。
寒波が襲い日本海側では記録的な積雪や、北海道の北の方ではマイナス30度を超えたり、厳寒な日もありましたが、ここ2、3日瀬戸内は穏やか。
天気も回復したので、母と娘とで尾道駅前の遊歩道散歩へ。
今回は娘の為に「海気浴」をたっぷりして帰ろうと思っているのです。
潮風を吸い込みながら何気なく歩く海気浴、潮の香りにもヨード類などが含まれていて甲状腺を刺激し、皮膚に張りや潤いを与え血行を促進します。
甲状腺障害は、島国でもあり海藻や魚介類をよく食べる日本ではあまり馴染みの無い欠乏症ですが、土壌ヨード含有量が低いヨーロッパアルプス近郊や内陸部に住む人にとって、「ヨウ素」は適度に取らなくてはいけない必需品目。
特に欠乏症にかかるリスクが高いのが乳幼児や成長期の子供達。
なのでイタリアで売られている海塩には「IODIO(ヨード)」と表示されたお塩があり、そのヨード添加塩の使用を勧められています。
私の娘は離乳食で塩分をまだ摂取していませんがヨード不足の地域で育つのでいずれお塩を使うようになれば、このヨード添加塩を使うようになります。
お塩以外での摂取がこの海気浴。
海気浴でたっぷりの潮風を吸い込ませたいとの想いから、ヨーロッパの家族連れが天気の良い日に海岸沿いの遊歩道を散歩していたりするのはこういう意味合いもあるんです。
だから折角海が間近に迫る地元尾道に帰って来たんですもの、私も娘にもしっかり瀬戸内海気浴を!
真っ青に澄んだ空、何だかイタリアの青空のよう、気持ちいい!

駅前から西には昭和18年築の海軍倉庫が並んでいたのですが、3年ほど前に改装され開放感溢れる空間の複合施設「U2」に。
その前には駅前から続く木材で造られた遊歩道が延び、潮の香り、岸壁によせる波の音、行き交う船のエンジン音を聞いたり、テラスでのんびりと寛げたり。

私と娘、リグーリアの海や南仏の海岸線には連れて行きましたが、こんなにゆっくりのんびり海気浴させてあげれたのは今回初。

柑橘の宝庫尾道らしい、地元愛たっぷりのオリジナル商品の数々。

尾道内陸部三次市では、日本国内で数々の賞を受賞されている「三良坂フロマージュ」チーズ工房があり、そこのチーズもこのU2の中で販売。
自然放牧でのびのび育てた山羊や牛のチーズ、美味しいんですよ〜!

イタリアでは滅多に、いや全くお目にかかれないふわふわの食パン。
久しぶりの帰国だから物珍しいものばかり(苦笑)。

尾道に関連した書物の棚もあり、ソファーに腰掛け海や停泊船を眺めたりも。

夕暮れ時の穏やかな瀬戸内海もまた優雅〜。
帰りがけ、ワインでイタリアン式アペリティーボで母と乾杯。
とっても寛げた海気浴日和でした。
