
CIBI CHE CAMBIANO IL MONDO
「食が世界を変える」がキーワード。
トリノで2年に一度開催されるスローフード協会主催の食の祭典が10月25日から29日まで開催されました。
祭典初日に足を運んだのですが、課外授業の一環として多くの子供達が訪れていた事、地域の伝統的な食文化や生産者との触れ合いを身近に感じさせるのは良い経験だと思うなぁ・・・と楽しそうにいろんなものを見て五感で感じている子供達を見て思いましたよ。

私が住んでいるクネオ県の産物。
ORTOFRUTTA(野菜果物)
FUNGHI e TARTUFI(きのことトリュフ)
CARNI e SALUMI(肉とサラミ)
PANE e PASTA(パンとパスタ)
FORMAGGI(チーズ)
MIELE DOLCI LIQUARI(蜂蜜と菓子とリキュール)
VINO(そしてワイン!)
魚介類とオリーブオイルのみが不足。
有難いことにすぐ南はリグーリア州なので新鮮な魚もオリーブオイルも入手可能な良質な食材
が身近にあるピエモンテ州クネオ県。
こうあからさまに貼り出されるとしみじみ感じます。

チーズ工房「VALLE JOSINA」。
我が家近郊の馴染みのチーズ工房からも出店。
1966年にクネオ近郊の30あまりのチーズ生産者達により設立された組合のチーズ工房。
様々なD.O.P(保護指定原産地表示)製品を生産しています。
今回はハード、セミハード系のチーズを持参していましたが、通常店内にはすぐ傍の工房で作ったできたてのリコッタチーズやプリモサーレ等、フレッシュチーズを購入することができます。

ここも我が家近郊にあるサルミフィーチョ(肉加工品専門店)、「マルキージオ」。
クネオ県では名を馳せている名店。

ピエモンテ南西部にあるルリージアの水。
ピエモンテの飲食店で見かける方は多いのではないでしょうか。
飲みやすいやわらかい味わいの水です。
ラドン含有でその効能の研究にキュリー夫人も訪れたほどの水源地。
その水源は我が家の裏山に位置します。
ここ数年グローバル展開を拡大している!?ブースもかなり大きめでした。

ピエモンテ州アレッサンドリア県で作られている伝統焼き菓子「クルミリ」。
イタリア王ヴィットリオ・エマヌエーレ2世の口髭をモチーフにした弓形の菓子。
甘さ控えめな上品な味わい。

今回の私の一押し!バジルの炭酸飲料!「BASILICHITO」
西リグーリアのアルベンガ産!海と山、平野に抱かれた自然豊かなアルベンガの大地は野菜(特にカルチョーフィ)とハーブと白ワインピガートの名産地。
プロセッコと割ったり、ラムやジンを使ったロングカクテルにしたり用途も様々。
爽やかなバジリコの芳香と微炭酸の飲みやすい飲料でバジリコ好きの私には堪らない!

顕微鏡で見るミクロの世界。
植物に潜む様々な細菌を察し食品分析。
農産物の一大産地でもあるクネオ県には検査機関が数多くあります。
サローネ・デル・グスト vol.2へつづく・・・。
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