ゴルゴンゾーラ vs パッシート

イタリアでお馴染の青カビタイプ、ブルーチーズ、ピエモンテ州とロンバルディア州を主産地とする「ゴルゴンゾーラ」には、「コクのある濃厚な赤ワインを」とゆう組み合わせをよく見かけますが・・・・・強烈なこのチーズには、甘~いデザートワインって組み合わせが意外や意外絶妙に合うのです。

シチリア帰りの友人が現地のワイナリーから持ち帰って来た、シチリア産甘口ワインのパッシート。

パッシートとは、「APPASIRE=萎びさせる」というイタリア語から派生された言葉で、摘み取った葡萄を簾の子の上で乾燥させたり、樹についたまましなびて干し葡萄になった糖度の高い葡萄から造られた甘口ワインのこと。(北部では辛口パッシートも有りますが・・・)


今回のパッシートは
DONNA FUGATA Ben Rye(ドンナフガータ ベン リエ)
モスカート種100%、現地では「ZIBIBBO(ジビッボ)」という名で親しまれています。

世界ワインコンテストデザート部門で最高得点を獲得し、見事な琥珀色からは、アプリコットの芳香が漂い甘さの中に複雑味が素晴らしいワイン。

チーズとワインのマリアージュは、最も組み合わせしやすく、又この2つを同時に食す事により相乗効果も上がります。

このゴルゴンゾーラとパッシート・・・コントラストの組み合わせ・・・・風味は対極をなしますが、口に含むと見事に調和するのです。


みなさんも、いろんな材料や料理をアレンジし、味覚と感触を自分の舌で実験してみてください。
面白いですよ。

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