2月中旬・・・ある一人の情熱的な醸造家が、自社のワインのPRのため来日しました。
シチリア州メンフィに本拠地を置く、「シチリアワインの地位を高めた、最大の功労者」としてその躍進ぶりが注目されているワイナリーです。土着品種、そして国際品種の向上、シチリアDOCワインの復活の研究に余念が無く、イタリア国内のワインガイドから、数々の賞を受賞しています。

アレッシオ・プラネータ氏 PLANETA経営・醸造責任者( 右)
ジュゼッペ・ガラッシーノ氏 FISAR日本支部 代表 (左)

CHARDONNAY シャルドネ種100% プラネータ社を代表する白ワイン、8月中旬から下旬にかけて収穫されるシャルドネから造られ、ヴィーニ・ディ・イタリア、ドゥエミラヴィーニ、それぞれのワインガイド本で優秀ワイナリー、最高賞を受賞しています。熟成にはフレンチオークのバリックにて施され、ミネラル感豊富な味わいの中に、デリケートかつ芳醇なアロマを持ち合わせた、素晴らしい白ワインです。
アレッシオ氏直筆のサインも頂きました。

サンタ・チェチリア
サンタ・チェチリアは、シチリアの土着品種ネロ・ダーヴォラを100%用い、ノートの葡萄畑で収穫、生産された逸品です。3分の1は、アリエ産オークのバリックで熟成、残りは古樽12か月熟成され、ハーブ、熟したプラム、アプリコットの香り、タンニンもしかっりした味ワインの赤ワインです。これにも、直筆のサインを。

メルロー
メルローは、アリエ産オークのバリックで12か月熟成され、肉の煮込み料理に合い、タンニンの余韻も長く続く、しっかりしたフルボディーの赤ワインです。

ロッソ・ディ・シチリアは、ピノ・ネーロ100%使用のブラックペッパーや、バニラ香も持ち合わせ、しなやかなタンニンの中に、味わいの複雑さを感じることができる、バランスの良い赤ワインです。
ラベルもコンクールの中より選考された、日本人書道家吉川氏によって手がけられ、個人的には、このワインの味と実にあっている、是非おすすめのワインです。
このワイン自体、ワインガイドでの受賞はしていませんがプラネータファン愛好家として、さらなる飛躍することに期待しています。

モスカート・ディ・ノートは、石灰石と、凝灰岩からなるノートの土壌で、造られる絶妙な色合いを見せる琥珀色の、パッシートワインです。8月下旬に収穫したブドウを40日間乾燥後、最初の15日間は15度で発酵、その後は20度で、計120日におよぶ発酵を施される甘口ワインです。
柑橘系のデザート又は、焼き菓子などに最適で、おすすめのワインです。
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