新入りで葡萄畑へドライブ


新入りです!コツコツと貯めたイタリアの貯金から自分名義で車を買いました!
だだっ広いピエモンテ州ではどこに行くのも車があった方が便利で、空いている時に家族の車を使うのも相当不便な面もあったので・・・・。
ここ最近は車の選り好み、車検、納車手続きとなんやかんやしてました。
車種はCHEVROLET  AVEO (シャブロレ アヴェオ)、日本ではシボレーのソニックという名称になるそうですね。
ヨーロッパのコンパクトカーの代表格、フィアットやランチャ、シトロエンに目星を付けていたのですが・・・・ここ最近ヨーロッパ小型車はボディーを頑丈にするために、フロント、サイドガラスを小さくしてあり、長身の人にはかなり不便。
190cm程ある夫が座ってみると、フロントガラスより目線が上になりとっても運転しづらい車種ばかり。
私はどれも快適だったのですが、雪深いピエモンテでは安全性を考慮し、冬に4駆と交換してもらえる方がいいので、夫が快適に乗車出来る車の選択をせまられました。

それから、一番重要な事は車の維持費!
燃料費、ガソリン代がたっかいんですよ~イタリアは・・・・・。
ちょくちょくお隣の国へ車で行くので、ガソリンを補充しては金額の違いに驚きを隠せず、毎回ショックを受けイタリアへ入国。
日本へ帰った時も比較してしまうのは勿論、先月の南仏では1.5€/ℓ、去年のオーストリアでは1.4€/ℓ、現在のピエモンテは、1.7€/ℓ、リグーリアでは1・8€/ℓ、南イタリアへ行くともっと高くなると聞きます。
その燃料費を抑えるのと、CO2排出量を少なくし、環境汚染を防ごうという目的で、イタリアではGPL(液化石油ガス)付きの車の普及が盛んになっています。
エコカー普及促進策に力を入れているピエモンテ州では、2010年度以降のGPL車は、自動車保有税が免税になります。
この車税は各州の自治体で取り決められるので、ピエモンテ州の規定はこのようになり、GPLのスタンドも他の州に比べ多いのだそう。
シボレーはGPL対応の生産車の取り扱いも多く、近所にも信頼出来るシボレー専門の整備会社もあるので、家族の乗り心地、条件を考えた結果、この車に辿りつきました。

イタリアの車検の規定は20000km走行毎、大抵の人、ヨーロッパの他の国もそうでしょうが、乗って乗って、メンテンスしながら300000kmくらいまで走って、お疲れ様~と廃車にするので、この車とは長い付き合いになりそうです。大事に使おう。

そして試乗ドライブは、葡萄の剪定真っ只中の、ランゲ丘陵地へ。
自宅から片道40km弱の南ランゲ丘陵地、今回はバローロ村より東側のセッラルンガの辺りをくねくねと、それからバローロ村でUターン。


セッラルンガ・ダルバ村より (写真上下)


バローロ村より(写真上下)



ランゲ丘陵地葡萄畑の剪定はほぼGUYOT(グヨー)式。
一本の枝を残しそれを折り曲げ、その年の葡萄を実らせる仕立て方で、樹形を見極め剪定、一枝、一枝巻きつける地道で根気のいる作業ですが、葡萄の生育の重要な時季。
剪定後(写真上)、剪定前(写真下)。



美味しいワインは、愛情こめて育てた葡萄畑から!2013年ピエモンテ南部、ランゲ丘陵地の収穫時葡萄のコンディションは最良でした!今年もどうかBACCO(バッカス:ローマ神話のワインの神様)に見守ってもらえますように~。

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