あとちょっと・・・・。




日に日に秋が深まり、露寒の季節となりました。

最近の私は、イタリアへの引っ越しの準備で何かと慌ただしくしている毎日、ここ最近お天気晴れは良くないけれど、過ぎゆくもみじ晩秋もみじを惜しむ今日このごろです。

この1年あっとゆう間だったけれど、その中で沢山の方と知り合いになれました。
出逢いのキーワードは
口紅イタリア
口紅ワイン

それぞれイタリアに対し概念を持っていている方々、様々な分野で活躍されている方々のメンタリティーを垣間見る事が出来、多いに吸収できた一年でした。
そんな私の周りにいてくださるみなさん、有り難うございます・・・そして、これからも宜しくお願いします。
現地から様々な情報が発信出来るよう、また日本人的思考、イタリア人的思考を柔軟に使いこなせる様、いつもと変わらぬポジティブ志向で頑張っていこうと思います。

インターネットがある現代、日本を離れていても有難いことにそんなに距離間を感じなくて済むのは不思議なものです。

それでは向寒のみぎり、みなさんお風邪にはくれぐれも気をつけて・・・。

三詠

基準を満たすレストラン

東京って数えきれない程、イタリアンの店がありますが・・・・お店の雰囲気って本当に様々。
私も飛び込みでレストランに入るってよりかは、知人の紹介とか、信頼できる情報をもとに行き、お気に入りのお店を見つけるのが好きです。
先日は友人の太鼓判付きのお店に連れて行ってもらい本当に楽しいヒトトキを過ごす事が出来ました。

レストラン ボンジョリーナ
http://buongiorina.com

カギメニューを選ぶ楽しみ
カギ仲間と語らう楽しみ
カギ美味しいものを食べる楽しみ

がモットーの、世田谷区代沢(井の頭線池ノ上駅)にあるレストラン。

食材にこだわっているお店アップ気持のよい持て成しを受けれるお店アップ
常連客が多いのも納得です。

ナイフとフォーク天草豚リエットナイフとフォーク
軽めのLAMBRUSCOのREGGIANOを合わせて、乾杯にワイン


ナイフとフォーク宮城県浜市からの直送の冬牡蠣ナイフとフォーク
ミネラル感たっぷり、酸味が爽やかな TRAMINのPINO GRIGIOを。


ナイフとフォーク兼約農家 三鷹市の有機野菜ナイフとフォーク
驚くほど野菜の味が濃いんですWハートWハートご夫婦で愛情たっぷりに育てあげられた有機野菜たち・・・・ご夫婦ともどもインパクト大のこのお店の名アイテムです。


次から次へと運ばれてくるお料理を平らげ・・・・ワインもこんなに開けちゃいました。
北から、南までニコニコ
イタリアワインって、TPOに合わせられるワインだとゆうことを、さらに実感し、イタリアにおいてワインは料理と合わせることを前提に造られ、どの地域にもその郷土料理に合ったワインがあり、地域性を意識した料理との組み合わせがこれほどできるのって、イタリアワインしかないなぁって再確認しちゃいました。

知れば知るほど、深みに嵌っていくイタリアワイン&イタリア料理
恐るべし目です。


そして昨日は、ここボンジョリーナの祝日5周年記念祝日
とても素晴らしいお持て成しの数々。レストランの雰囲気ってお店のスタッフと、お客様で作り上げていくものなんだと改めて思いました。
これからも熱い気持ちでガンガン美味しいもの提供してください。

出来たてのリゾットを入荷したての パルミジャーノレジャーノに豪快に絡めてはっぴ
そしてチーズをナイフで刮いでのサービスも有りぺこ


あまりの慌ただしさに、シェフとゆっくりカメラ出来ずじまいで・・・・又今度お願いしますにひひ

お土産にボンジョリーナの手作り国産生姜のコンフィチュールまで・・・・またもや楽しいヒトトキを提供してくださり、有り難うございました。


現地へ足を運び、選び抜かれた食材をお店でもふんだんに使われています。
これらの商品は、ネットでもお取り寄せ可能です音譜美味しくかつコストパフォーマンスの良さお薦めです音譜
皆さんもどうぞ・・・。

べッラ ボンジョリーナ
http://bellabuongiorina.ocnk.net/

本職


PASTAはイタリア人の主食です。
PASTAとゆう語源は、ラテン語の「PASTUS」とゆうPASTO(食事)に由来します。
日本人が毎日「白飯を食べたい」と思うように、多くのイタリア人は、「パスタを毎日食べないと物足りない」と思っているにちがいありません。
現に80歳になる義父も一日に一食ないし2食はパスタ料理を食べないと満足しないといいます。

北イタリアに住んでいた期間も長かったせいか、私は断然、乾燥パスタ(スパゲッティやペンネ)より、パスタフレスカ(生パスタ)が好きです。

そして私の本職は料理人です。
今までずっとイタリア料理を作ってきました。
数ある仕込みの中で、ソースを仕込んだり、魚や肉を捌いたり、ドルチェを仕込んだりする以上に、手打ちパスタやニョッキを作るのが大好きなのです。
様々なバリエーションがあり、土地の恵みを受けた素材を生かして作られる地方色豊かなパスタ料理は、いくら作っても作っても、飽きる事が全くなく、どんどんその奥深さに惹きこまれていくのです。

上の写真は、私が作った「タヤリン」。
この「タヤリン」はピエモンテ州ならではの、卵の黄身をたっぷり練り込んで作る生パスタです。
かつて製造途中のワインを濾過する時、卵の白身は必要不可欠なものであり、その余った黄身をパスタに混ぜ合わせて作らたのが、このタヤリンの起源ともいわれています。

またこのように、さまざまなパスタが思いっきり作れる日がくるのが楽しみです音譜

日本にも多くのシェフ逹がイタリアへ渡り、本場の味、各地方の伝統パスタを身につけて帰ってきています。
昔に比べ、多くのレストランのメニューに手打ちパスタの名前を見かけるようになりました。

皆さんも是非自分の好みの手打ちパスタを見つけてはいかがですかニコニコニコニコニコニコ

旬の味届きました

一昨日、思わぬプレゼントが届きました。

地元尾道の昔からの友人からのお中元とし、広島県産の葡萄を頂いたのです。

箱を開ける前から本当に良い香りが漂っていて、アロマテラピーのように芳香療法に使いたいなって思ってしまう程、食べるのがもったいなくなってしまいました。

頂いた葡萄は、広島県福山市にある葡萄畑、沼隈ぶどうで、ピオーネ(左)と瀬戸ジャイアンツ(右)。
両方とも何とも食べ応えのある葡萄で、甘み、香り、水分のバランス合格

沼隈葡萄とは昭和47年、日本で最初に種のない大粒葡萄「ニューベリーA」の実用化に成功してからというもの、沼隈葡萄生来の沼隈葡萄農家の技術の高さ、品質の良さも手伝って、ますます全国的に高い評価を受けるようになりました。
(沼隈ぶどう専門店 リカー&フーズ たなか ホームページ参照)

全国発送もされている沼隈ぶどう
皆さんも一度味わってみてはいかがですか。
http://www.numakumabudou.com/

真実はワインの中にある!

社名のVINUM<ヴィヌム>とは・・・・葡萄の樹から造ったお酒すなわち、ワインとゆうラテン語に由来する呼称です。
葡萄の樹はラテン語で、VITIS<ヴィティス>。
だから今でもヨーロッパ系葡萄属は、VITIS VINIFERA<ヴィティス ヴィニフェラ>、米系を VITIS LABRUSCA<ヴィティス ラブルスカ>と呼ばれています。

     WINE<ワイン>・・・・・・英語
     VINO<ヴィーノ>・・・・・イタリア、スペイン語
     VIN <ヴァン>・・・・・・・フランス語
     WEIN<ヴァイン>・・・・・ドイツ語
     VINHO<ヴィーニョ>・・ポルトガル語
     WIJN <ウェイン>・・・・オランダ語

現在各国で使われているワインとゆう言葉は、全てVINUMから派生された言葉です。

だから・・・VINUMのロゴマークを葡萄としたのです。

キャッチフレーズとし、<IN VINO VERITAS>意味は、
<真実はワインの中にある!>

ワインを一緒に飲むとゆう、お酒の席で、交わされる会話こそが本音である、ワインを飲むと、本性を表し真実を語り始めるという、イタリアでは頻繁に使われる諺の一つです。


ワインに関する諺は、その他にも・・・
メモBUON VINO FA BUON SANGUE.
<ヴォン ヴィーノ ファ ブォン サングエ>
良いワインは良い血をつくる
(直訳すると、ワインは健康のもと)

メモNON CHIEDERE ALL’OSTE SE IL VINO DELLA SUA CANTINA E’ BUONO.
<ノン キエーデレ アッロステ セ イル ヴィーノ デッラ スア 
カンティーナ エ ヴォーノ>
飲み屋の亭主に店の酒がうまいか聞くな
(直訳すると、わかりきったことを聞くのは野暮)

そして、今デラウエアが旬の時期を迎えていますよね。
このデラウエアは、北アメリカ東部原産とされ、日本には明治時代初期にアメリカから導入されたそうで、山梨の葡萄品種<甲州>より生産が安易で栽培しやすいそうです。

西日本に住んでいた頃は、島根県産のデラウエアを口にする方が圧倒的に多かったような記憶がありますが、東京では、山梨産のデラウエアがもっぱら出回っていますね。

先日、知人宅で食後にデラウエアを頂いた時の事、「皮はこっちに置いてね」と別のお皿を渡されました。
「そうだ汗日本ってあんまり葡萄の皮まで食べないんだよね!!
と思い出したのでした。

イタリア(海子作イタリアイタリア(海子作で初めて生食用の葡萄を食卓に出され、葡萄の皮をお皿に出していると、
「なんで食べないのよ目」と驚かれたものでした。

食文化の違いって恐い汗とゆうか・・・そこが各国の料理や、食しかた、食文化をますます知りたくなる面白いトコなんですよねサチ

我が家では、旦那さまに葡萄を出しても、さすがイタリア人、きれいに皮まで食べてます。
そうゆう私も、いつの間にか葡萄の食べ方は、イタリア式になってしまったんですけどねべーっだ!

THE TASTEーVIN ~タスト ヴァンへの道~


このTASTE-VIN(タストヴァン)とは、いわゆるソムリエのシンボルで、イタリアよりこの称号を頂くため、イタリアワインを勉強中なのであります。

このタストヴァン、ある考古学者の推定によると、トルコのチグリス川、ユーフラテス川付近で試飲をする為の器具として使用されていたそうで、、源泉を手の平で掬って飲むとゆうことに由来して作られた、銀細工です。

イタリアでも、ポンペイ遺跡の壁画の中に、可愛らしい子供たちが、タストヴァンらしきものを手にしている様子がはっきりと見て取れるそうです。

先日、第一段階の12回の講座をやっと終え、昨日は進級試験でした。

第一段階のコースでは、ワインの専門用語、感覚器官、ブドウ栽培、白、赤、ロゼ、発泡、特殊ワインの醸造学、
蒸留酒、ビール、イタリアワインの法律などの講習を終え・・・・

イタリアより送られてきた、と、全30問の筆記試験、マーク回答式ではなく、問いにイタリア語で理由を述べるとゆう形式と、口頭試験。

イタリア語の専門用語を覚えなくてはならないとゆう難題を吹きかけられましたが、何とかクリアできたので、再来週からは、第二段階へ・・・・・。

イタリアの葡萄品種の産地と、それぞれの性質に焦点を絞り、追及していく授業です。

このTASTE-VINを手にする事ができるのには、時間がかかるけれど、こんなに複雑で品種も数え切れないほどあるイタリアワインをちょっとずつ制覇するの、楽しんでいる今日此の頃です。

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