
イタリアには、特に野菜は季節ごと旬のものを食べる、その時期にしか食べれないという楽しみがあり、季節感を多いに感じられるメルカート(市場)へ出掛けるのは大好き。
私が住む4000人にも満たない町の小規模なメルカートは日曜日に開かれるので、荷物持ちの夫達と出向いているシニョーラ(御婦人)や買い物を頼まれた男性で賑わっていて、私も良く出掛けます。
野菜や果物は信頼できる農家直送、美味しいものを自信持って売っている市場の八百屋の主人から購入、スーパーでは日曜消耗品をと分けて買い物しています。
口にいれる美味しいものは市場か、小さな商店で買うに限りますもの~。
地産地消の野菜、ピエモンテ産もしくは馴れ親しんだリグーリア産の野菜を好んで食べていますが、ちょっと浮気して・・・でも食べたい冬の野菜、それが「ラディッキオ・ロッソ・ディ・トレヴィーゾ・タルディーヴォ」、通称「ラディッキオ・タルディーヴォ」。(上記写真)
ラディッキオは15世紀頃にイタリア北東部ヴェネト州に伝わったチコリの一種を改良して作られたもので、この先が菊の花のようにクルッと内側に丸まったタルディーヴォはヴェネト州でもトレヴィーゾ、パドヴァ、ヴェネツィアの3県、24の村で栽培が認められている野菜。
このタルディーヴォを育てられる地域はミネラル含有量の多い自然水で、一旦土から根ごと引き抜かれた後、この自然水が流れる通路に立てかけられ20~25日程の水栽培後、余分な外葉を取り除くと内側から真っ白い柔らかい葉が出てくるので、この部分をきれいに削り取り食用として出荷。
収穫後の手間のかかる工程から、通常のラディッキオより3~4倍の価格(この界隈では13ユーロ/キロ)で市場に出回っているイタリアの冬の高級野菜で、IGP(保護指定地域表示)認定されている食材のひとつ。
もちろん味わいも格別。
この鮮やかさは生食としお皿に彩りを添えますが、火を通した方が瑞々しさや味わいに奥行きが出て、ほろ苦い余韻も口の中に残り断然お勧め。
リゾットとの相性抜群!
タルディーヴォとは晩生という意味合いで3月迄出回っているので、見かけたら迷わず買いたくなるお野菜です。

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