先日のランチでのプーリアワインに引き続き、とある試飲会に招待されまたもや美味しいプーリアワインに出会いました。
それは、ACCADEMIA DEI RACEMI (アカデミア デイ ラチェミ)。
現当主グレゴリー ペルッチ氏が父親から引き継いだワイナリーを、1992年に近代的な醸造所を設立、それから6年後、情熱ある栽培農家、農学者、醸造家を結集し、ワイン造りと土着品種の価値を高めることを目的にこのアカデミア デイ ラチェミとゆう生産者グループを結成しました。

プーリア州は、イタリア半島で唯一アペニン山脈に触れていない州であり、山地が1.5%、丘陵地が45.3%、平地が53.2%、また高温で湿度が少なく乾燥しているので、栽培方法はALBERELLO(アルベレッロ方式)。
ALBERELLO(アルベレッロ方式)とは、葡萄の木を地表50センチ位の所で剪定し、枝を高く伸ばさないように仕立てることにより、房の数は少なくなるものの、その分葡萄の実に栄養分、水分が行渡り、糖度、色素、香りが凝縮されるのです。
そして、ここで造られているワインの土壌ですが、畑により土壌も様々・・・。
上の写真の右端にあるスパイスのような筒が、ラチェミ社で造られているプリミティーヴォの土壌。
(下より)
石灰岩の岩床の上の赤土の土壌
海の岩の浸食により出来た土壌
粘度質の赤土の土壌
ジンファンデルを栽培しているカリフォルニアから輸送された赤土の土壌

これお薦めです!樹齢50年の葡萄から造られたプリミティーヴォ。
香りが開いてくると、やわらかい果実実の凝縮感と、厚みのある味わい、落ち着いた酸が長い余韻を残してくれます。
女性的なエレガントでデリケートな赤ワインです。

右がグレコリー氏。プーリアワイン発展に貢献している方です。
イタリアワインガイドブック・ガンベロロッソはこう綴っています。
「アカデミア・デイ・ラチェミは、この数年におけるプーリアのワイン造りにおいて、疑いなく最も重要な新規事業の一つである。」
これからも土地柄と、固有品種の可能性を最大限に活かしたワインを造り続けてくれること応援しています。