基準を満たすレストラン

東京って数えきれない程、イタリアンの店がありますが・・・・お店の雰囲気って本当に様々。
私も飛び込みでレストランに入るってよりかは、知人の紹介とか、信頼できる情報をもとに行き、お気に入りのお店を見つけるのが好きです。
先日は友人の太鼓判付きのお店に連れて行ってもらい本当に楽しいヒトトキを過ごす事が出来ました。

レストラン ボンジョリーナ
http://buongiorina.com

カギメニューを選ぶ楽しみ
カギ仲間と語らう楽しみ
カギ美味しいものを食べる楽しみ

がモットーの、世田谷区代沢(井の頭線池ノ上駅)にあるレストラン。

食材にこだわっているお店アップ気持のよい持て成しを受けれるお店アップ
常連客が多いのも納得です。

ナイフとフォーク天草豚リエットナイフとフォーク
軽めのLAMBRUSCOのREGGIANOを合わせて、乾杯にワイン


ナイフとフォーク宮城県浜市からの直送の冬牡蠣ナイフとフォーク
ミネラル感たっぷり、酸味が爽やかな TRAMINのPINO GRIGIOを。


ナイフとフォーク兼約農家 三鷹市の有機野菜ナイフとフォーク
驚くほど野菜の味が濃いんですWハートWハートご夫婦で愛情たっぷりに育てあげられた有機野菜たち・・・・ご夫婦ともどもインパクト大のこのお店の名アイテムです。


次から次へと運ばれてくるお料理を平らげ・・・・ワインもこんなに開けちゃいました。
北から、南までニコニコ
イタリアワインって、TPOに合わせられるワインだとゆうことを、さらに実感し、イタリアにおいてワインは料理と合わせることを前提に造られ、どの地域にもその郷土料理に合ったワインがあり、地域性を意識した料理との組み合わせがこれほどできるのって、イタリアワインしかないなぁって再確認しちゃいました。

知れば知るほど、深みに嵌っていくイタリアワイン&イタリア料理
恐るべし目です。


そして昨日は、ここボンジョリーナの祝日5周年記念祝日
とても素晴らしいお持て成しの数々。レストランの雰囲気ってお店のスタッフと、お客様で作り上げていくものなんだと改めて思いました。
これからも熱い気持ちでガンガン美味しいもの提供してください。

出来たてのリゾットを入荷したての パルミジャーノレジャーノに豪快に絡めてはっぴ
そしてチーズをナイフで刮いでのサービスも有りぺこ


あまりの慌ただしさに、シェフとゆっくりカメラ出来ずじまいで・・・・又今度お願いしますにひひ

お土産にボンジョリーナの手作り国産生姜のコンフィチュールまで・・・・またもや楽しいヒトトキを提供してくださり、有り難うございました。


現地へ足を運び、選び抜かれた食材をお店でもふんだんに使われています。
これらの商品は、ネットでもお取り寄せ可能です音譜美味しくかつコストパフォーマンスの良さお薦めです音譜
皆さんもどうぞ・・・。

べッラ ボンジョリーナ
http://bellabuongiorina.ocnk.net/

世界一高級な白トリュフ


ピエモンテ州アルバの白トリュフは世界一高級なトリュフとし、この時季世界中の美食家たちが、このトリュフを求めアルバの町にやってきます。
去年のこの時季、私はこの素晴らしい魅惑の香りに包まれて仕事をしていました。

何とも歪な形をしていますが、味よりもその香りに人々は魅了されるのです。

毎日のように採れたてのトリュフを大事に抱えてキッチンへ持ってくるTARTUFAIO(タルトゥファイオ)=トリュフ採集者たちも、アルバ近郊には欠かせない人たちです。

欠けていたり、小さなトリュフ逹は、このように生卵の傍にコロンと置き密封し冷蔵庫に入れます。そうする事により、強烈な芳香を放つトリュフの匂いが卵に染み込むのだそう。


町には沢山のトリュフが売られており、これらを求め遠方からやってきた人たちは吟味しています。
しかし、最近はトリュフの希少価値を利用し、アルバ産トリュフと偽り中国産を売る業者もいるとか・・・・。何処の国にもこうゆう人逹っているのですね・・・・ショック!ショック!ショック!

是非この時季にピエモンテを訪れる人がいたら、アルバの町を訪れてみてください。

本職


PASTAはイタリア人の主食です。
PASTAとゆう語源は、ラテン語の「PASTUS」とゆうPASTO(食事)に由来します。
日本人が毎日「白飯を食べたい」と思うように、多くのイタリア人は、「パスタを毎日食べないと物足りない」と思っているにちがいありません。
現に80歳になる義父も一日に一食ないし2食はパスタ料理を食べないと満足しないといいます。

北イタリアに住んでいた期間も長かったせいか、私は断然、乾燥パスタ(スパゲッティやペンネ)より、パスタフレスカ(生パスタ)が好きです。

そして私の本職は料理人です。
今までずっとイタリア料理を作ってきました。
数ある仕込みの中で、ソースを仕込んだり、魚や肉を捌いたり、ドルチェを仕込んだりする以上に、手打ちパスタやニョッキを作るのが大好きなのです。
様々なバリエーションがあり、土地の恵みを受けた素材を生かして作られる地方色豊かなパスタ料理は、いくら作っても作っても、飽きる事が全くなく、どんどんその奥深さに惹きこまれていくのです。

上の写真は、私が作った「タヤリン」。
この「タヤリン」はピエモンテ州ならではの、卵の黄身をたっぷり練り込んで作る生パスタです。
かつて製造途中のワインを濾過する時、卵の白身は必要不可欠なものであり、その余った黄身をパスタに混ぜ合わせて作らたのが、このタヤリンの起源ともいわれています。

またこのように、さまざまなパスタが思いっきり作れる日がくるのが楽しみです音譜

日本にも多くのシェフ逹がイタリアへ渡り、本場の味、各地方の伝統パスタを身につけて帰ってきています。
昔に比べ、多くのレストランのメニューに手打ちパスタの名前を見かけるようになりました。

皆さんも是非自分の好みの手打ちパスタを見つけてはいかがですかニコニコニコニコニコニコ

食欲の秋 ピエモンテの秋


ご好評いただきました、レストラン「セッテベッロ」さんとのイベント
第二弾はピエモンテ特集をお送りします。

ピエモンテ州・・・・イタリア北西部に位置し、いくつかの属領としての歴史を経たのち、華やかに開花した宮廷文化の栄光から生まれた食文化に加え、豊かな土壌からもたらされる食の宝庫として、そしてイタリアきってのワインの名産地でもあり、美食家憧れの都「ピエモンテ」。

そんなピエモンテ料理と、ピエモンテワインを秋の夜長にゆったりと味わっては如何ですか?


前菜(冷製)

antipasto misto piemontese
“filetto di maiale tonnato, insalata russa,terrina di bollito
carne cruda astesane”

ピエモンテの前菜盛り合わせ
 ”豚フィレ肉のツナソースがけ、 ロシア風サラダ、ボリッ-トミストのテリーヌ
   牛肉のタルタルアスティー風

ワイン:erbaluce di caluso orsorani
(エルバルーチェ ディ カルーゾ オルソラーニ)

前菜(温製)

 ”bagna caoda con verdure di stagione”

季節の野菜とバーニャカウダ

ワイン:barbera d’asti castel del poggio
(バルベーラ ダスティ カステル デル ポッジョ)

プリモピアット

panissa vercellese

ヴェルチェッリ風、サラミと野菜、うずら豆のリゾット

ワイン:roero rosso “val maggiore” cassina chicco
(ロエロ ロッソ ”ヴァル マッジョーレ” 
     カッシーナ キッコ)
 
セコンドピアット

guancia di vitello al nebbiolo.

牛ほほ肉のネッビオーロ煮

ワイン:gattinara travaglini
(ガッティナーラ トラヴァリーニ)

tortino di nocciole su zabaglione

ヘーゼルナッツのケーキとザバイオーネ

ワイン:moscato d’asti braida
(モスカート ダスティ ブライダ)

お一人様 9,500円(税込)

開催日 11月11日 (水) 19:00~

残席が少なくなっていますので、ご質問、ご予約など下記まで

m.garassino@fisar.jp
ガラッシーノ 三詠

日本におけるイタリア2009・秋

日増しに秋の深まりを感じる今日このごろですが、みなさんいかがお過ごしですか?
9月から始まっている「日本におけるイタリア2009・秋」日本各地で様々なイベントが開催されています。

このイベントはイタリアの文化、テクノロジー、芸術、歴史、グルメ、観光など卓越した魅力を伝える数々のイベントから成り立つ総合プロモーションプロジェクトです。

さて、このたびこの「日本におけるイタリア2009・秋」関連イベントとし、在日イタリア商工会議所との初めての試みといたしまして、「ワインセミナー」を開催することになりました。

この秋イタリアワインを嗜んでみてはいかがですか?

詳細はこちら
  http://www.iccj.or.jp/ueventdisplay.php?eventid=306

最近のスパークリング事情


イタリア最大の農業団体Coldiretti(全国農業者連合)は、イタリアのスパークリングワイン『スプマンテ』の生産が、今年初めてシャンパーニュの生産を上回るだろう、と、発表した。
これは、スプマンテの生産量が大きく増加するためではなく、不況対応策により、シャンパーニュの生産量がボトル本数にして44%縮小されるためである。
その結果、シャンパーニュの2009年の生産量は、およそ2億6000万本となるだろうと予想されており、3億本以上の生産が見込まれているスプマンテを大きく下回ることとなる。
尚、2009年上半期の輸出統計をみると、シャンパーニュの輸出は大きく落ち込んでいるのに対し、スプマンテの出荷は15%増加している。

「La Journee Vinicole」 参照

華やかなシーンを演出してきたスパークリングワイン。まさに主役になれるワインです。
イタリアには辛口から甘口まで、様々な製法があり各ワイナリー試行錯誤しています。
シャンパンに比べ遥かにコストパフォーマンスも良い、イタリアのスパークリングワイン、スプマンテ(発泡酒の総称)、フリツァンテ(2.5気圧以下の弱発泡酒の総称)、日本にもっと多くのイタリアンスパークリングが出回りますように・・・・アップ

魚が好き!海が好き!

皆さんシルバーWEEK如何でしたか?

私は友人を訪ね、静岡の焼津へ・・・・そして実家、広島の尾道へ帰省していました。

日本各地を訪ねる楽しみ・・・それは地魚&地酒の醍醐味を味わうことですよね。

静岡焼津では、「焼津の看板」といわれている天然まぐろを。もちもちして、やわらかい!

瀬戸内で育った幼少の頃は、赤身の魚をたべる事は滅多になく、マグロを口にするようになったのも大人になってから・・・特にイタリアに行って頻繁に食べるようになりました。


下のお造りは瀬戸内の地魚 「くろはぎ」。尾道では、「ハゲ」、「ウマズラ」の名で親しまれており、皮を剥いで調理する「かわはぎ」とよく似ているので間違え易いのですが、このくろはぎは、尾びれが青色でかわはぎに比べ細長いのが特徴です。

他の瀬戸内を代表する地魚「オコゼ」もそうですが、瀬戸内の魚は物凄く繊細かつ淡泊なのが特徴。
こうゆう魚を口にするたび、地元に帰ってきた安心感に浸れます。


最近はいかに和食とワインを合わせるかとゆう事を追求していますが、各地の地魚を食す時・・・・やっぱり自然と欲してくるものは、稲の栽培と共に始まり、日本固有の食文化や生活習慣に合わせて育まれてきた日本酒。

しかしTPOに合わせて様々な酒を選択出来る愉しみってイタリアワインに勝るものってないですね!


尾道千光寺からの夕日・・・・尾道水道の夕景は特に癒されます。

プーリアワイン応援隊

先日のランチでのプーリアワインに引き続き、とある試飲会に招待されまたもや美味しいプーリアワインに出会いました。

それは、ACCADEMIA DEI RACEMI (アカデミア デイ ラチェミ)。

現当主グレゴリー ペルッチ氏が父親から引き継いだワイナリーを、1992年に近代的な醸造所を設立、それから6年後、情熱ある栽培農家、農学者、醸造家を結集し、ワイン造りと土着品種の価値を高めることを目的にこのアカデミア デイ ラチェミとゆう生産者グループを結成しました。


プーリア州は、イタリア半島で唯一アペニン山脈に触れていない州であり、山地が1.5%、丘陵地が45.3%、平地が53.2%、また高温で湿度が少なく乾燥しているので、栽培方法はALBERELLO(アルベレッロ方式)。

ALBERELLO(アルベレッロ方式)とは、葡萄の木を地表50センチ位の所で剪定し、枝を高く伸ばさないように仕立てることにより、房の数は少なくなるものの、その分葡萄の実に栄養分、水分が行渡り、糖度、色素、香りが凝縮されるのです。

そして、ここで造られているワインの土壌ですが、畑により土壌も様々・・・。
上の写真の右端にあるスパイスのような筒が、ラチェミ社で造られているプリミティーヴォの土壌。

(下より)

石灰岩の岩床の上の赤土の土壌
海の岩の浸食により出来た土壌
粘度質の赤土の土壌
ジンファンデルを栽培しているカリフォルニアから輸送された赤土の土壌


これお薦めです!樹齢50年の葡萄から造られたプリミティーヴォ。

香りが開いてくると、やわらかい果実実の凝縮感と、厚みのある味わい、落ち着いた酸が長い余韻を残してくれます。

女性的なエレガントでデリケートな赤ワインです。


右がグレコリー氏。プーリアワイン発展に貢献している方です。

イタリアワインガイドブック・ガンベロロッソはこう綴っています。

「アカデミア・デイ・ラチェミは、この数年におけるプーリアのワイン造りにおいて、疑いなく最も重要な新規事業の一つである。」

これからも土地柄と、固有品種の可能性を最大限に活かしたワインを造り続けてくれること応援しています。

セッテベッロのイベント


filetto di maiale alla porchetta su insalata tiepida di cipolle al sale con battuto di aglio prezzemolo
~豚フィレ肉のポルケッタ、玉ねぎの岩塩焼きのサラダ添え、にんにくとイタリアンパセリのソースで~

組み合わせたワインワイン rosso di montalcino 05 lombardo
ロッソ ディ モンテプルチャーノ 05 ロンバルド社


pappardelle della casa al sugo d’anatra
~自家製パッパルデッレ 鴨の煮込みソースで~

組み合わせたワインワイン  chianti classico 05 montesecondo
キャンティ クラッシコ 05 モンテセコンド社


stufato di cinghiale di “OOTAKI” alla chiantigiana
~ 大多喜産猪の煮込み キャンティ風~

組み合わせたワインワイン  brunello di montalcino 04 castello banfi
ブルネッロ ディ モンタルチーノ 04 カステッロバンフィ社


zucotto e biscotti di prato
~ズコットとプラート産ビスケット~

組み合わせたワインワイン   vin santo ヴィン サント


「トスカーナの夕べ」イベント報告

9月10日に開催された、「FISAR協会と、リストランテ・セッテベッロによるトスカーナの夕べ」大盛況に終わりました。11月に開催予定のピエモンテ特集、ご来店いただいたお客様からのオファーが殺到し、FISAR協会代表、ジュゼッペ氏としても、イタリア人とし、イタリアの歴史、料理、ワインを少しでも多くの日本の方々に伝えていくことができ、とても有意義な事だと申しております。

そしてこのような場を設けてくださるレストランオーナーの方々、イタリア滞在歴があり本場の料理とワインを・・・「ちゃんとしたものを伝えたい」と熱いコック魂を持ったシェフの方々・・・・これからも真のイタリアを伝えていきましょう。






お料理の写真後日アップロードいたします。

リストランテ・セッテベッロ
http://7bello.jp/top/index.html

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