瀬戸内春の訪れ

あっという間に3月に突入。

2月は私が風邪気味になり、というのももう何年もヨーロッパの暖房器具であるオイルヒーターや暖炉の炎で芯から温められる体質に慣れてしまっているので、日本のエアコンの乾燥気味な室温と消したら一気に冷えるという環境にどうも体調が付いていかなかったようです。

娘に移してしまったようで・・・初風邪を引かせてしまいましたが、お互い熱を出す事も無く自宅療養で完治、2月はほんとうに過ぎ去るのが早かった〜。

という事で、天気快晴だったので母と3人で瀬戸内ドライブへ。

尾道の東隣に位置する福山市の沖にある田島へ内海大橋を渡り春の訪れを感じに水仙畑を見に!


車から降りた瞬間水仙の甘い香りが心地良い〜。


こんなにのんびり出来るところならお弁当持ってくればよかったわぁ。

燦々と輝く太陽が穏やかな海にキラキラ反射、こういう長閑さは瀬戸内海ならでは!

こういう雰囲気は地中海と重なりますね。
この界隈が日本の地中海と例えられるのも納得です。

私は南部やアドリア海側の海岸沿いは良く知りませんが、この波の穏やかさや太陽の輝き、海の青さや気候は西リグーリアによく似ています。


斜面3500平方メートルに約10万本自生。


やぶ椿と水仙の里というお花畑ですが、やぶ椿はもう花が散ってて見おさめでしたが、大きなミモザの花は立派に咲いてました。

3月8日イタリアは女性の日でミモザを頂ける習慣があるので、もう間も無く街中がミモザの花だらけになるんですよ〜。


そして花畑の横には山羊さんが9頭!

はい!今回のメインです〜。
木の葉やエサを与えてもいいんですって。

人懐っこい山羊達に娘も大喜び。


うちの裏の草原には冬を除きいつも山羊や羊が放牧されにやってくるので、慣れっこな娘。


そして最初に咲く桜「河津桜」も満開でした。
ソメイヨシノとはまた異なる風合いの色鮮やかなピンク色。


どうか日本滞在中に満開のソメイヨシノ桜も見て帰れますように〜。


のんびりほのぼの日和な1日。
娘も新たな色彩、香りを嗅げて多いに五感が刺激されたかなぁ。

尾道満喫


帰国して10日程経ちました。
寒波が襲い日本海側では記録的な積雪や、北海道の北の方ではマイナス30度を超えたり、厳寒な日もありましたが、ここ2、3日瀬戸内は穏やか。
天気も回復したので、母と娘とで尾道駅前の遊歩道散歩へ。

今回は娘の為に「海気浴」をたっぷりして帰ろうと思っているのです。

潮風を吸い込みながら何気なく歩く海気浴、潮の香りにもヨード類などが含まれていて甲状腺を刺激し、皮膚に張りや潤いを与え血行を促進します。

甲状腺障害は、島国でもあり海藻や魚介類をよく食べる日本ではあまり馴染みの無い欠乏症ですが、土壌ヨード含有量が低いヨーロッパアルプス近郊や内陸部に住む人にとって、「ヨウ素」は適度に取らなくてはいけない必需品目。

特に欠乏症にかかるリスクが高いのが乳幼児や成長期の子供達。

なのでイタリアで売られている海塩には「IODIO(ヨード)」と表示されたお塩があり、そのヨード添加塩の使用を勧められています。

私の娘は離乳食で塩分をまだ摂取していませんがヨード不足の地域で育つのでいずれお塩を使うようになれば、このヨード添加塩を使うようになります。

お塩以外での摂取がこの海気浴。

海気浴でたっぷりの潮風を吸い込ませたいとの想いから、ヨーロッパの家族連れが天気の良い日に海岸沿いの遊歩道を散歩していたりするのはこういう意味合いもあるんです。

だから折角海が間近に迫る地元尾道に帰って来たんですもの、私も娘にもしっかり瀬戸内海気浴を!

真っ青に澄んだ空、何だかイタリアの青空のよう、気持ちいい!


駅前から西には昭和18年築の海軍倉庫が並んでいたのですが、3年ほど前に改装され開放感溢れる空間の複合施設「U2」に。

その前には駅前から続く木材で造られた遊歩道が延び、潮の香り、岸壁によせる波の音、行き交う船のエンジン音を聞いたり、テラスでのんびりと寛げたり。


私と娘、リグーリアの海や南仏の海岸線には連れて行きましたが、こんなにゆっくりのんびり海気浴させてあげれたのは今回初。


柑橘の宝庫尾道らしい、地元愛たっぷりのオリジナル商品の数々。


尾道内陸部三次市では、日本国内で数々の賞を受賞されている「三良坂フロマージュ」チーズ工房があり、そこのチーズもこのU2の中で販売。

自然放牧でのびのび育てた山羊や牛のチーズ、美味しいんですよ〜!


イタリアでは滅多に、いや全くお目にかかれないふわふわの食パン。

久しぶりの帰国だから物珍しいものばかり(苦笑)。


尾道に関連した書物の棚もあり、ソファーに腰掛け海や停泊船を眺めたりも。


夕暮れ時の穏やかな瀬戸内海もまた優雅〜。

帰りがけ、ワインでイタリアン式アペリティーボで母と乾杯。

とっても寛げた海気浴日和でした。

一時帰国


育休明け前に、急遽娘と日本帰って来ました。

本当は日本のお正月も久々に味わいたくて年末の帰国を望んでいたのだけど、7ヶ月の娘を連れ激混みの長時間のフライトに流石に乗る勇気がなく
お正月明けの閑散期のフライトで。

周りの友人達から乳児とのフライト話も色々聞いていたので、かなりの不安を抱えてひとりでの搭乗、離着陸の気圧の変化にも愚図ること無く、予約していたバシネット(取り付けベビーベッド)の中でスヤスヤと寝てくれたので、ギャン泣きする事も無く、本当に大人しくしてくれてたので、大助かり。

マンマの心配は何処へやら〜。

寒波の日本と聞いていましたが、雪国ピエモンテからなので、私も娘も寒気はへっちゃら。

実家尾道で久々のんびりします〜。

祝い酒をクネオにて


新年明けてもイタリアは6日のエピファニア(公現祭)の祝日までがイルミネーションもクリスマスモードで、今年は7、8日が週末なので実質8日までがバカンスモード。

我が家最寄りのクネオの街のイルミネーションはこんな感じ。

くさび形という意味合いを持つクネオ、北側はストゥーラ川、南側はジェッソ川が流れその間にくさび形状に形成された標高500mにある高台の街。

東西に細長く延びたクネオはポルティコと呼ばれる回廊で旧市街、新市街が繋がっていて、8キロ程真っ直ぐに延びた回廊はそぞろ歩きに最適。


この回廊があるお陰で、冬は寒さを防げるし、真夏は日陰をずっと歩けるし、観光地、リゾート地化していないので、バールの料金も何処も良心的、
ショップもカジュアルなものが多く、普段のイタリア人のイタリアンライフが楽しめる街。



新年の挨拶がてらクネオ近郊に住む友人夫妻とランチ。

食後の消化も兼ねたそぞろ歩き後のアペリティーボを。

私の好きなカフェバール「サン・セバスチャンカフェ」へ。

旧市街メインストリート、ローマ通り脇の路地コントラーダ・モンドヴィの一角サン・セバスチャン教会に隣接したカフェ。



ここのカフェオリジナルのワインベースのアペリティーボ「シャネル」の大ファン。
好き過ぎて他のものに浮気出来ない〜。

シャネルはプロセッコにサンブーカの花のシロップとトニックで割ったものにミントの葉を加えたもの。

甘くてアロマティックなので女性向けかも。

それからアペリティーボに付き物のストゥッツィキーニ(おつまみ)。

クロスティーニ、サンドイッチ、チーズや生ソーセージ等、毎回バリエーションも豊富。

こんなにおつまみもついて飲み物代のみ。
飲み物どれも5ユーロ前後。
上記のシャネルも5ユーロ。

この値段でカフェでゆっくりおしゃべりタイムが出来るので、アペリティーボのおつまみも試行錯誤してるとこはいつ行っても繁盛してます。


まだまだクリスマスディスプレイのイタリア。
SALDI(バーゲン)は1月5日から開催だそうです〜。

新年初歩き

新年初歩きと大袈裟ですが、愛犬モモとの散歩です。

元旦も2日も快晴。

クリスマス前に連日降り続いた雪が朝晩の冷え込みで残ったままなので我が家の裏も辺りも雪景色。

溶けかけなのでいつものサラサラ「パウダースノー」ではないけれど、凹凸のある様が雪の砂漠のようで、眩い陽光が反射してキラキラと結晶が輝いていてとってもきれいで清々しい新年のウォーキング。

写真では上手く伝わらないのが残念〜。



我が家横の川の向こう岸には、クロスカントリーのコースを作っていて、最近まではイタリア最長だったそうです。

だから大勢の家族連れが楽しみに来ているので、子供達のはしゃいでいる声がよく聞こえてきます。

毎日澄み切った青空が続いています。

毎年積雪量が減少しているし、太陽が熱い・・・
地球温暖化をひしひしと感じます。

各々が自然の恩恵をもっと大事にしないとと・・・切実な願い。


今夜は国営放送RAIで映画館に行きそびれ見れなかったフランス映画「ベル&セバスチャン」が放送されました。

ピレネー山脈を舞台に壮大な山の情景、雪景色きれいでした。

BUON2017

新年あけましておめでとうございます。

みなさんはどの様なカウントダウンされましたか。

私達は恒例の国営放送RAIのカウントダウンコンサートを付け家族で乾杯しました。

毎年友人達を呼んでのカウントダウンをしていたのですが、今年は幼い娘もいるので家族でほのぼのと過ごしましたよ。
なので大晦日の前日からの買い出しや仕込みがなく寛げた年末年始でした。

カウントダウン共にスプマンテを勢いよくポーンと抜栓。



フランチャコルタのバローネ・ピッツィーニ社のサテンを。

シャルドネ100%で造られたブラン・デ・ブラン。

ガス気圧は5気圧以下のサテン。
通常のものより発泡も柔らかく、泡もクリーミーで飲み易いので好きな醸造方法のフランチャコルタ。

Dosaggio(甘味づけ)はブリュットと同量の残糖分。

Tiraggio(第一発酵後瓶詰め)は2013年4月。

Sboccatura(澱抜き)は2016年5月と裏ラベルに記載。


イタリアのスプマンテ、メトド・クラシコと呼ばれる瓶内二次発酵方式で醸造された発泡ワインは澱抜き記載義務があるので購入の目安になるし、澱抜きされた後は長期保存しない方が美味しく飲めるので、このSboccatura記載は重要ポイント。

フランスのものはその記載が無いので、どの様な醸造方法なのか判断しにくい&値段も高いなので、信用度と味わいとコスパでは断然イタリアに勝敗が上がる発泡ワイン!


晩御飯は済ませていたので、カウントダウン用のおつまみを用意。


イタリアでは大晦日に赤い下着を身に付け縁担ぎという風習もありますが、私達は赤いテーブルナプキンで新年のお祝い〜。

プッチプチのイクラをつまみに年越し。


インターネットの普及で日本にいる家族や甥っ子達とも時間も料金も気にせずビデオチャットで新年の挨拶。
海外生活のあんなに距離感のあった時代とずいぶんと変わったなぁとしみじみ。

スマホ携帯してるからいつでも何処でもですものね。

1月1日元旦、今日も気持ちの良い晴天。

2017年はどんな変化があるのか・・・。
毎日大切に生き、自然の恩恵に感謝し、娘や家族みんなの健やかな成長を願いながら穏やかな生活になりますように。

読者のみなさんのご多幸も願います〜。

★★★BUON 2017★★★

2017年もよろしくお願い申し上げます。

2016年 ナターレを終え

娘6ヶ月半、子育てに明け暮れていますが、ナターレ (クリスマス)も家族団欒で過ごせ、あっという間に年末。

今年は義父が亡くなり、その代わりに娘が産まれ家族の入れ代わりのあったクリスマス。

来年の3月初旬まで育休で、仕事復帰したら職業柄クリスマスを一緒に過ごす事が出来ないなぁとか様々な事へ思いに耽る私。

何となくいつもと違う雰囲気でしたが、心配していた娘の愚図りも無く、テーブルセッティングとストゥッツィキーニ(つまみ)の用意。

24日夜はこんな感じでアペリチェーナに。


我が家のつまみに欠かせない、ピエモンテ・ファッソーネ牛のカルパッチョ。

テーブルに並べる前に近所のお肉屋さんにて薄切りしてもらうので、切りたては瑞々しく柔らか。


オーブンでささっと作れる2品
スペック&ブリチーズの塩味クロワッサン、トルタ・ディ・リーゾ(お米とリコッタチーズのタルト)、近所で作られているヤギ乳混合のブルーチーズ 等々。


ワインは軽めでさっぱりとしたアペリティフに適した クレマン デ ブルゴーニュ Blanc de blancksを。

2015年初夏に仏ブルゴーニュ地方へ行った時ボーヌ近郊にて買ってたものを。

泡も柔らかく飲み易いクレマン。


これも近所のもの、薪釜で作られているグリッシーニ。


アペリティフ後は隣町でイヴの日に行われるイヴェントへ。

この日は町の中心部を閉鎖し(入場料8ユーロで8種類の飲食チケット付き)、篝火とキャンドルで幻想的な雰囲気にし、キリスト生誕をしっとりとお祝い。


昔のマントを羽織った町内のおじさま方がポレンタ、トリッパスープ、ホットワインや揚げ菓子等あったかいものをの提供があり、冷えきった体を温めながら散策。


25日のお昼、正午のヴァチカンのフランチェスコ法王のナターレのお言葉をTV中継で見終えてからのランチ。

私はカトリック教徒でも無く、夫はカトリック教徒ですが熱心な信者ではないけれど、このフランチェスコ法王の人柄が私たちとっても好きで見入ってしまう私達。


今が旬の菊芋とラディッシュをクリーム仕立てにしたバーニャカウダソース、スモークサーモン&アヴォガド、セロリアクのサラダ等々。


前菜は軽めでしたが、プリモはリコッタチーズとほうれん草のラビオリ「パンソッティ」、
メインはボーリットミストと続いたので、ワインはドリアーニ(ドルチェット)を。

サンルイージというクリュ(一級畑)のドルチェットで造られたものなのですが、このサンルイージという名、夫が通うトリノ医大もサンルイージと同名なので特に思い入れのあるクリュ畑なのです。

ワインは中身の香り、味わいだけでは無く、個性あるエチケットや、栽培されている銘醸畑と一本で話題が尽きないなと心底思いながら楽しみました。


毎年お馴染みの我が家のクリスマスツリー。
12月8日を待たずに早々とツリーを飾り付けてたのですが、赤ちゃんは赤色が大好きなので、娘も興味津々。
色々なものに触り出した時期なので、来年は引っ張って倒されないように何とかしなくては。


晴天に恵まれた穏やかな2016年ナターレとなりました。

ドリアーニ村より


ポカポカ陽気、ランゲ地方までちょっと車を走らせ〜。
今日はドリアーニ村をのらりくらり。
バローロ村より南に位置し、土着品種ドルチェットの主要産地。
赤く染まったドルチェットの葡萄畑と柔らかな陽射しがしっとりした秋のランゲ地方。
葡萄畑、緑の草原、ヘーゼルナッツ畑、はるか遠くにはアルプス山脈も波打って見えています。
景観とゆったりした時間の流れが何とも癒される〜。

上記写真はドリアーニ村高台にある、戦後初の共和国大統領でもあったルイジ・エイナウディ氏の設立したワイナリーの敷地より。

秋だより


またまたご無沙汰です。
9月中旬より母が娘のシッターとし我が家に長期で滞在してくれていました。
今回は小さな乳飲子を連れ遠出は無理だったので、合間合間で近郊散策を楽しんでもらいました〜。
それらも備忘録とし書き綴りたいと思います。
そうこうしてるうち、すっかり秋めいてきたピエモンテです。

上記写真は最近の我が家近郊の秋の風景。
今年は急激に冷え込んだので木々も紅葉にはあまりならず・・・。
しかも雨は降らず、今冬は雪が少なかったので、ポルチーニ茸は不作な年・・・。

柔らかな木漏れ日が気持ち良いので買い物帰りにドライブ。
南ピエモンテにはピクニック文化が根付いており木のテーブル、椅子を置いてる広場多々あり。
車を脇に停め、半分に切ったパンにハムを挟み即席パニーニ頬張ってみたり、落ち葉の絨毯で遊んでみたり、短い秋を娘と愛犬と楽しんでます。

もみじも植えてるお宅もあるのですが、土壌と気候の違いからか真っ赤にはならず・・・。
日本の紅葉が久々に見たく恋しい今日この頃です。

季節の変わり目皆さんもご自愛くださいませ🎶

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