イタリアのルミナリエ





私が住む最寄りの町クネオ市の旧市街メインストリート「ローマ通り」が歩行者天国としリニューアルされたのと、カルミネの聖母を祝うお祭りとを兼ね煌びやかな電飾のルミナリエが10日開催されました。
イタリアの夏の夜は日暮れが9時過ぎで点灯も10時からですがジャズが流れたり、
此処最近、連日猛暑のイタリア
素敵な夏の夜が過ごせました~。

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イタリアソムリエ協会のソムリエに!


ご無沙汰してます。
やっとあるある試験が終わり一段落しました。
イタリアソムリエ協会の試験突破し晴れてソムリエの称号を頂きました。
大好きな土地南ピエモンテの農学者、醸造家協会講師陣に囲まれての講義は充実したものでした。
0だったイタリア語習得して良かったと心から思えた瞬間、今後もワインをより一層楽しみます。

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Ristorante Nazionale

ご無沙汰です。
2月半ばより、クネオ渓谷群のひとつヴェルメニャーナ渓谷にあるレストランで働いてます。
地元産に拘る食材、豊富なチーズ、深夜のピエモンテワイン談義、家事との両立は大変だけど南ピエモンテ地方をさらに垣間見れ、得るもの多々。
南仏へと続く峠越えの通り道沿いのお店なので、この界隈にお立ち寄りの際は是非~!




Big Snow到来


立春明け、先週木、金、土曜と三日三晩降り続いた雪。

粉雪になったり、牡丹雪になったり、兎に角豪雪でした。

今回はピエモンテはクネオ県と、エミリアロマーニャ州全域に積雪注意報が出て、雪国ピエモンテは動じる事なく、除雪車出動、人力での雪掻きと難なくこなしてましたが、滅多に積雪に見舞われる事のない中都市ボローニャは、てんやわんやしてたそうです(←伊北部雪国出身のボローニャ在住友達談)。

エミリアでは雪の重みで2日程停電になったり、各地でスキー中の雪崩事故や雪掻き中の心肺停止で亡くなられた方も続出したり、此処まで一度に降るのは珍しく、報道でも「Big snow」と連呼されてた程。

日曜日から晴天に恵まれ、自宅前も澄み切った青空とキラキラ光る雪とのコントラストが綺麗です!


自宅沿いのページオ川を挟み右岸(写真上)は、イタリア1、2のクロスカントリーの名コース。
日曜日は雪を待ちわびていた親子連れでごった返し、DJミュージックもガンガン。

せっかくの銀世界を私達も楽しみたかったので雑踏から離れようと、近くの渓谷の雪山散歩へ。



クネオ渓谷群のひとつ、ヴァライタ渓谷のサンペイル村へ。
この村に車を停め、スキーリフトに乗り、1850mの山頂へ。

リフトから降り、スキーヤーの邪魔にならないように山小屋目指しウォーキング。

モモはサラサラ、ふかふかの雪の感触が面白くて掘ってみたり、飛び跳ねてみたりと大興奮。


山小屋の食事処。

「Meira Garneri」

この辺りの石材、木材を使用したどっしりとした温かみのある空間、下の階は宿泊施設



温まる有機豆とスペルト小麦のスープ、石臼でひいたポレンタに、クネオ県では言わずと知れた名肉屋「Martini」から取り寄せたサルシッチャのトマトソース煮を添えたもの、メインはテール煮込み!


ハウスワインは、ニッツァ•モンフェッラート近郊、ヴィンキオ村の組合醸造Venchio&Vaglio Serraのバルベーラ・ダスティ。

楽しみにしてたのが、ヴァライタ渓谷チーズ「トミン・ディ・メッレ」を練りこんだニョッキ「raviolas del Blins」。
生憎、スキーヤーも昼食へ、のんびり雪山で遊んでた私の着席も遅く品切れ・・・。

残念~だったけど、雪解け初夏は車でも此処まで来れ、峠越えも出来るから次回のお楽しみだわ (此処からグラーナ渓谷方面Elva村へと下山風景は絶景です!) 。


デザートは干し草を一緒に生クリームと煮た、パンナコッタ 「Pannacotta al fieno」。
濃厚な生クリームに後からくるデリケートな香草が面白いアイデアのデザート。


こんな夕暮れも久々見れたかも~。

綺麗な景色、美味しい空気は癒やされますね~。
いろいろ考えさせられる事が多い昨今ですが、自然の恩恵に感謝さまさまですよね。

追記   スキーリフトに乗って、白銀世界を空中移動して「ご飯食べに行く」っていうのも新鮮味があってなかなか良いものでした!!!

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嬉しい知らせ

今年に入り、地元紙で騒がれた地元の「嬉しい知らせ」。

ひとつは、ピエモンテ州のシンボルでもある聖なる山「モンヴィーゾ(3841m)」が自然公園に指定されたのです。


イタリア最長の川、農業大国北イタリアにとり恵みの川でもある「ポー川」の源流がある山でもあります。

晴れて澄み切った日には遮るものが無い平野から、ピラミッドのような鋭く尖った岩山が天に突き刺し、その様はとても凛々しく、見守ってくれているような安心感を与えてくれるモンヴィーゾ。

外出時綺麗に拝めたら気分も上々~!

トリノ方面からもはっきりと見ることが出来ますが、真正面から見えるクネオ県側からがやっぱりモンヴィーゾらしい!

自然公園区域内に認定され、動植物たちの保護も強化され美しい自然美が保たれるのは嬉しい限り!

クネオ県内は美しいアルプス連邦トレッキングが出来る事で有名で、各渓谷ごと趣が異なり、リフージョ(山小屋)で郷土料理、KM0の作りたてチーズを味わえるのも楽しみのひとつなんですよ。

そしてもうひとつの嬉しい知らせ。

最寄りの一番大きな街、クネオ県の行政上中心地(Capoluogo)でもあるクネオ市は昨年より旧市街のメインストリートの石畳の張替え工事が行われており、車両通行禁止にし歩行者天国にするか、それとも従来通り車両用道路にするか議論を交わしていたのですが、この度やっと最終結論で旧市街ローマ通りが歩行者専用道路となったのです。

こちらがローマ通り。


ポルティコと呼ばれるアーケードが東西に続くクネオ市は雨降りでも不便ではないし、駐車場も無料化にしケーブルカー(無料)を使って高台にある街まで行けれるよう、市民に居心地の良いまちづくりをしてくれているが嬉しい限り!

旧市街のローマ通りどのように変化していくのか楽しみです。

クネオ市は観光地でもなく、主要幹線から外れている街なので、観光地で良く見かける移民の集団、スリ、ジプシーを全く見かけず、イタリア人の生活を垣間見れる街!


1900年代初頭のクネオ市風景より。

私事ですが、今年初の嬉しい地域情報なのでした~。

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月の満ち欠け


年明け、春日和のような晴天続きから一転し先週から底冷えする日が続いているピエモンテ南部です。
雪も降る、降ると言われてますが・・・全く。

1月ももう下旬に突入、今一度2015年の手帳を見直し。

今年のモットー、「月の満ち欠け」。
こんな夜空が透き通った、星が降ってきそうな場所に住んでるんですもの、今年は夜空を見上げ、月や自然のサイクルに逆らわず・・・を心掛け生きようと思ってます!

30代も後半なので、健康面も気をつけなければ・・・。

排出パワーのある新月、体内のデトックス、心機一転。

吸収パワーのある満月、月の引力が最大、神経活性化、肉体的吸収力効果抜群で体に良いもの摂取、本能的感情が高まるので気持ちを落ち着かせたり。

月の満ち欠けによる引力や重力の影響は昔の人々は葡萄の剪定、収穫、瓶詰めを行う際の基準とし、現在でも昔ながらの製法、自然に逆らわずに作業を行っている生産者は沢山。
蔵元に行くと、月齢カレンダーをよく見かけます。


新月の日、風が強く吹く日、大気状況の変化の激しい日には、瓶詰めは避けられます。
このような日は空気中の酸素量が増加し、瓶詰めを行う際、ワインの中に溶け込む酸素量が増える為、瓶内で酸化しやすくなるのと、悪臭や醸造所内周囲にある空気中の匂いが溶け込みやすくなるのだそう。

最も重力がかかった満月のとき瓶詰めされるのが最適。

上記の写真は瓶詰めを行う際の助言書ですが
新月・・・不適
上弦の月・・・発泡ワイン最適
満月・・・全種類ワイン最適
下弦の月・・・熟成させたいワイン、甘口ワイン最適

早飲みタイプの若いワインは・・・3月、4月、5月 最適。

長期熟成させたいワインは・・・8月、9月 最適。

とこのように記されてます。

ワインはボトルの中でなおも酵母が生き続ける飲み物ですから!

今夜は新月の日ですが、厚い雲に覆われています。

残念~。

ハーブティーでデトックス、デトックス!

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Felice Anno Nuovo 2015


Vi auguro un nuovo anno sereno! Buon 2015!

寒中お見舞い申し上げます。
2015年、皆にとってこの一年が実り多き年でありますように・・・。

イタリアでは1月6日の公現祭迄が実質の冬季休暇で昨日から通常生活に戻ったといった感じでしょうか。
クリスマスに関する装飾も6日で見納め。
クリスマスの色合いはとっても暖かく感じられるので、今週末まで飾っておいてという夫の意向もあり、来週辺り片付ける事にします(笑)。

年末年始、こんなクネオの山あいの町まで日本人の友人達が入れ替わり立ち替わり、わざわざ遊びに来てくれてたので、準備しては食べて飲んで、片付けという事を6日までずっと繰り返してました~。

有難い事に北西イタリアのクネオから南西部リグーリアにかけて、寒波が避けられ晴天が続き、澄み切った青空に壮大なアルプス山脈が見渡せ、年明け友人達との絶好の散歩日和も楽しめたりと・・・・。

今年は天候に恵まれ、平穏無事であること願うばかりです!

今年もよろしくお願いします。

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2014年ナターレを終え

イタリアで一年で一番大切な25日のナターレ (クリスマス)と翌日26日の聖ステファノの祝日も無事終わり、後は大晦日の友人達と過ごす為の準備をし始めなくては~です。

24日の真夜中に行われる恒例の聖夜のミサへも参列し2014年も締め括り。
毎年聖夜のミサは我が家近郊の修道院へ。
このページオ修道院 (Certosa di Pesio) は1100年初頭に建てられたもので、ピエモンテ州の中でも由緒のある修道院で、静寂で淡い灯りに点された外観は清浄な空気。



25日のナターレを祝う昼食。
夫は一人っ子、義父との3人でのひっそりとしたものですが、85歳半になる義父も楽しみにしている恒例行事なので、料理、味付けも伝統を崩さずを心掛けています。

25日、26日も澄み切った晴天に恵まれ、窓から差し込む陽射しも心地よく、食卓もより一層華やかになったような気がします。




前菜を少しづつ摘み、プリモピアットのパスタは御当地手打ち麺のタヤリン (タリアテッレ)。
Paglia e Fieno (藁と干し草) とネーミングされたいかにも農業地域南ピエモンテらしいパスタでしょ!?
藁と干し草は私達の生活に役立たせる目的で飼育されている動物、美味しいチーズには欠かせないものですもの。
通常の卵黄たっぷり濃厚なタヤリンより卵黄量も少なめで、茹で上がりの淡い黄色と緑の色彩も楽しめることから、我が家のお気に入り手打ち麺のひとつです。


ワインは南ピエモンテのテーブルワイン=食事と合わせる品種、ドルチェットを。 我が家から一番最寄りの地域ドリアーニ内のファリリャーノ村で造られている赤ワイン。
このアンナ・マリア・アッボーナ社のもの果実味豊かで、円やかななので個人的に大好きな蔵元。
80年近くピエモンテワインを飲み続けている義父も気に入ったようで、食事も弾んでました。

セコンドピアット(メイン料理) はピエモンテ伝統料理のひとつ、ボーリットミスト(主に牛肉の様々な部位を使用し長時間煮込んだ煮込み料理、日本でいうおでんというとこでしょうか)。

地元紙によると、25日のナターレ昼食は、10人中9人が家族と自宅で伝統料理を食すと掲載されており、ピエモンテ料理、インサラータ・ルッサ (角切り野菜、ツナが入ったポテトサラダ)、ヴィテッロ・トンナート (子牛を淡いロゼ色にローストしたものにツナソースを添えたもの)、上記で触れた手打ち麺タヤリン、ボーリット・ミストというラインナップが多かったそう。
ボーリット・ミストは、とってもコクのある出汁が出来上がるので、翌日26日にラビオリを浮き実に食すのも定番。

日本ではクリスマスが終われば、年の瀬、お正月準備に早替わりですが、此方では1月6日の公現祭迄がナターレ期間、飾り付けもこのままで年越し、食卓にもドライフルーツやナッツ、焼き菓子が~。
食べ過ぎ注意ですね・・・・。


モモにもクリスマスプレゼント。花より団子で食卓に並ぶ食欲そそる香りに関心は別の方向へ・・・・ですがフワフワボールとブランケットすっかり気に入ったようです。

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ナターレ迫る


ご無沙汰です。
今月は夫婦揃って試験三昧、分厚い参考書と睨めっこ・・・私はAISソムリエの講義第2レベルが終わったとこ、夫はPatologia (病理学) の試験が突破出来たとこで、
合間に家の中もナターレ(クリスマス) モードにはしていましたが、気づけば明後日はクリスマス。
イタリアでは25日昼食を盛大にし「クリスマスは家族と・・・大晦日年越しは友人達と・・・」というのが風習なので明日からは本腰入れてクリスマス昼食準備しないと間に合わない~‼︎
ツリーを始めて見る愛犬モモも、ぶら下がっている飾りに悪戯する事も無く、兎に角すくすく育ってくれてます。


ツリー、ポインセチアや置物、この時季は家も街中も装飾が華やかになり師走の慌ただしさが癒されますね。




今年は北イタリア暖冬で、全く雪の気配がありません。通常のホワイトクリスマスでは更々なさそう。

日本は厳寒との事、皆さんどうかお身体ご自愛くださいね。

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住みやすい県ランキング IN イタリア

イタリアにある107の県を対象に、公共機関、環境、福祉、子供の為の施設、事業や職に関して総合し、「何処が住みやすい地域」かを順位付けした結果が毎年この時季に発表されるので、友人間での師走の話題に何かしらなるこのランキング。

上位は、ラヴェンナ、トレント、モデナと続きました~。

因みに私の住むクネオ県は17位、去年に比べ5位も上昇したのは嬉しい知らせですね。
勿論ピエモンテ州ではダントツです‼︎
(トリノ県54位、アスティ県53位、ノヴァーラ県66位、アレッサンドリア県67位)

クネオ県は、クネーゼ(クネオ近郊)、サルッツェーゼ(サルッツォ近郊)、モンレガレーゼ(モンドヴィ近郊)、アルベーゼ(アルバ近郊) と4つの区域に分割されていますが、どの地域もキレイに整備され、他の地域に比べると物事も割りと円滑に行われているような気がします。

大都市ナポリ県やパレルモ県は最下位に程近い順位・・・・。

うーん確かに南部在住日本人が呟いているような日常茶飯事的な事も経験無いかもとふと思ってみたり・・・。

下記は2014年ランキング順位結果です。

1. Ravenna
2. Trento
3. Modena
4. Belluno
5. Reggio Emilia
6. Aosta
7. Bologna
8. Milano
9. Siena
10. Bolzano
11. Livorno
12. Roma
13. Macerata
14. Sondrio
15. Grosseto
16. Firenze
17. Cuneo
18. Forlì-Cesena
19. Parma
20. Olbia-Tempio
21. Udine
22. Piacenza
23. Treviso
24. Genova
25. Massa Carrara
26. Brescia
27. Perugia
28. Trieste
29. Pisa
30. Vicenza
31. Pordenone
32. Rimini
33. Verona
34. Mantova
35. Prato
36. Pesaro e Urbino
37. Arezzo
38. Savona
39. Verbano-Cusio-Ossola
40. Ancona
41. Bergamo
42. Gorizia
43. Ferrara
44. Sassari
45. Padova
46. Ascoli-Piceno
47. Lucca
48. Como
49. Rovigo
50. Nuoro
51. La Spezia
52. Pistoia
53. Asti
54. Torino
55. Lecco
56. Varese
57. Cremona
58. Ogliastra
59. Pavia
60. Vercelli
61. Imperia
62. Terni
63. Cagliari
64. Biella
65. Venezia
66. Novara
67. Alessandria
68. Oristano
69. Lodi
70. L’Aquila
71. Viterbo
72. Teramo
73. Latina
74. Chieti
75. Ragusa
76. Matera
77. Carbonia-Iglesias
78. Rieti
79. Potenza
80. Crotone
81. Medio Campidano
82. Campobasso
83. Siracusa
84. Benevento
85. Pescara
86. Brindisi
87. Avellino
88. Isernia
89. Frosinone
90. Catanzaro
91. Bari
92. Trapani
93. Salerno
94. Messina
95. Palermo
96. Napoli
97. Vibo Valentia
98. Cosenza
99. Catania
100. Lecce
101. Enna
102. Caltanissetta
103. Taranto
104. Caserta
105. Foggia
106. Reggio Calabria
107. Agrigento

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